SMS「タップしてpaypayのパスワードをリセットしてください。」本物?詐欺・偽物?

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■【注意喚起】「タップしてPayPayのパスワードをリセットしてください」SMSが届いたら絶対クリックしないで!

PayPayユーザーの皆さん、最近こんなSMSやメールが届いて、ドキッとしませんでしたか?

「タップしてpaypayのパスワードをリセットしてください。」という、身に覚えのない通知。

私もこれを見た時、背筋がヒヤッとしました。

■目次

SMS「タップしてpaypayのパスワードをリセットしてください。」

■突然のメッセージ、何が起きている?

実は、2025年9月24日頃から、この「パスワードリセットのお知らせ」が大量に発生していることがSNS上で確認されているんです。

多くの人が「なぜ突然?」と不安になっていますよね。

この現象の背景には、いくつかの可能性が考えられます。

まず一つ目は、悪意のある第三者による不正ログインの試行です。

誰かがあなたのアカウントに、電話番号を使ってログインを何度も試み、パスワードを間違え続けている場合、PayPay側が自動でこのリセット通知を配信することがあるんです。

つまり、このメッセージ自体が「あなたのアカウントが狙われていますよ」という一種の警告になっている場合があるわけです。

二つ目の可能性は、大規模なフィッシング詐欺です。

サイバー犯罪者が不特定多数に偽のSMSやメールを一斉送信し、PayPayのログイン情報やパスワードを盗み取ろうとしているケースですね。

PayPayは日本に住む人の2人に1人以上が利用している、もはや生活インフラのようなサービスですから、悪意を持った人にとって格好のターゲットなんです。

三つ目として、PayPayのサポート窓口への問い合わせでは、PayPay側が誤ってメールを送信した可能性や、システム上の不具合の可能性についても言及されているようです。

原因がどれであっても、私たちがすべきことはただ一つ、冷静に、そして正しく対処することです。

SMS「タップしてpaypayのパスワードをリセットしてください。」本物?詐欺・偽物?

■正規の通知と偽物を見分ける

このメッセージが厄介なのは、送信元がPayPayの公式番号(050-3199-1197)と表示されたり、メールのドメインが正規のもの(notice@paypay-corp.co.jp)と一致しているケースがあるからです。

詐欺師たちは、本物と見分けがつかないほど巧妙に手口を偽装しているんですね。

でも、大丈夫。いくつかの決定的なポイントで偽物を見抜くことができます。

決定的な見分け方チェックリスト

最も重要なのは、「身に覚えがあるかどうか」です。

あなたがパスワードリセットを要求した直後でなければ、それは偽物、または不正アクセス試行のサインと疑って間違いありません。

本物のPayPayからのパスワードリセットに関するSMSやメールには、通常、リセット用のリンクが含まれていますが、あなたが操作をしていないのに届いた場合は警戒してください。

また、本物そっくりに偽装されたフィッシングメールやSMSは、リンク先のURLをチェックするとボロが出ます。

PayPayの公式URLは必ず「paypay.ne.jp」「paypay-corp.co.jp」「paypay.co.jp」のいずれかで終わっています。

もし、これ以外の不自然な英数字やドメインが含まれていたら、それは偽サイトへの誘導です。

さらに、フィッシング詐欺のメッセージは、「【重要】」「24時間以内に対応しないとロックされます」など、受け取った人を焦らせるような心理的な不安を煽る文言を使用する傾向があります。

日本語が少し不自然だったり、誤字脱字が見られたりする場合も、海外から送信されているケースが多く、詐欺の可能性が高いです。

「焦らせるメッセージ+身に覚えのないリンク」の組み合わせは、99%詐欺だと心に留めておいてくださいね。

SMS「タップしてpaypayのパスワードをリセットしてください。」どうする?

■リンクは絶対に触らない!どうすれば良い?

もしこのメッセージを受け取ったら、取るべき行動は非常にシンプルです。

それは、メッセージ内のリンクを絶対にクリックせず、無視して削除することです。

これが、あなたのPayPayアカウントと資産を守るための鉄則です。

なぜなら、フィッシング詐欺の目的は、リンクを踏ませて偽サイトに誘導し、そこでログイン情報やクレジットカード情報を入力させることだからです。

たとえリンクが公式ドメインに見えても、その裏で悪質なサイトに誘導されている可能性もあります。

正しい安全確認の手順

不安で「アカウントが大丈夫か確認したい!」という気持ちは、すごくよくわかります。

そんな時こそ、公式ルートから確認する習慣をつけましょう。

  1. 届いたSMSやメールはそのままにしておきます(または削除)。

  2. スマートフォンのホーム画面から、PayPayの公式アプリを直接起動します。

  3. アプリ内でログイン状態を確認し、もしログインできるなら、念のため取引履歴や残高に身に覚えのない動きがないかをチェックします。

  4. 不正ログインの兆候が疑われる場合は、アプリの「アカウント」から「セキュリティとプライバシー」へ進み、ログインしている端末を確認しましょう。

  5. そして、念には念を入れて、パスワードを公式アプリから変更・再設定してください。

パスワードは誕生日など推測されやすいものは避け、英数記号を組み合わせた12文字以上の複雑なものに設定することを強くお勧めします。

さらに、今後も安心してPayPayを使うために、生体認証(顔認証や指紋認証)を有効にしておくこと、そして利用通知を「常にオン」に設定しておくことも大切です。

もし不審な取引があった場合でも、すぐに通知が届くので即座に対応できますよ。

誤ってリンクをクリックしてしまった場合の冷静な対応策

焦ってリンクをクリックしちゃった...!って、パニックになりそうになりますよね。

でも大丈夫、落ち着いてください。実は、リンクを開いただけでは、ほとんどの場合、大きな被害は発生しません

サイバー犯罪者が本当に欲しいのは、あなたが次のステップで入力する「情報」だからです。

クリック後、被害を最小限に抑える行動

■1. すぐにサイトを閉じる(情報を入力していない場合)

サイトを開いた時点で、「これは怪しい」と感じたら、すぐにそのページを閉じてください。

もし入力画面が表示されても、絶対にIDやパスワード、クレジットカード情報などを入力しないでください

その後、念のため、PayPayアプリからパスワードを新しいものに再設定しておくと安心です。

■2. ログイン情報や個人情報を入力してしまった場合

もし、偽サイトでログイン情報(IDやパスワード)を入力してしまった場合は、一刻を争います。

入力したことに気づいたら、すぐさまPayPayの公式アプリからパスワードを変更してください

ログインできない場合は、すぐにPayPayのお客様サポート窓口に連絡して、アカウントの状況を伝えましょう。

この時、もし他のオンラインサービスでも同じパスワードを使い回していたら、被害が拡大する恐れがあります。面倒でも、そちらのパスワードもすぐにすべて変更してください。

■3. クレジットカードや銀行情報を入力してしまった場合

クレジットカード情報や銀行口座の認証情報を入力してしまったら、PayPayへの連絡と同時に、登録しているクレジットカード会社や銀行にもすぐに連絡し、カードや口座の一時利用停止を依頼してください。

不正利用が確認されれば、会社によっては損害が補償される可能性があります。

■4. 不審なアプリのダウンロードを促された場合

リンク先で「不正なアプリ」や「セキュリティソフト」をダウンロードするよう促され、インストールしてしまった場合は、すぐにスマホを機内モードにして通信を遮断しましょう。

その後、見覚えのない不審なアプリをアンインストールし、念のためスマホ向けのウイルス対策ソフトでスキャンを実施することをおすすめします。

まとめ

私たちがキャッシュレスの恩恵を安全に受けるためには、巧妙化する詐欺の手口に「正しい知識」で対抗するしかありません。

どうか、焦らず、冷静に、自分の大切な情報を自分で守ってくださいね。