山梨学院高校野球部メンバー出身中学・注目選手は?【2025夏の甲子園】

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夏の甲子園、出場校が続々と決まって、いよいよ野球ファンにとって最高の季節がやってきましたね。

中でも、今回ご紹介したいのは、山梨代表として3年ぶり11回目の夏の甲子園出場を決めた山梨学院高校野球部です。

今年の山梨大会決勝も本当にドラマチックでした。

今回は、僕が注目する山梨学院高校野球部の魅力を、皆さんにご紹介していきたいと思います。

どうぞ、最後までお付き合いください。

■目次

山梨学院高校野球部ベンチりメンバー出身中学2025夏の甲子園】

背番号 選手名 ポジション 学年 出身地 出身中学・前所属チーム 投打
1 菰田 陽生 投手 2年 千葉 千葉西リトルシニア 右投右打
2 横山 悠 捕手 3年 埼玉 行田リトルシニア 右投右打
3 川本 喜一 捕手 3年 岐阜 岐阜中濃ボーイズ 右投右打
4 萬場 翔太 内野手 3年 群馬 太田スバルボーイズ 右投右打
5 梅村 団 内野手 3年 岐阜 愛知尾州ボーイズ 右投右打
6 平野 天斗 内野手 3年 三重 愛知尾州ボーイズ 右投右打
7 宮川 真聖 外野手 3年 長野 千曲ボーイズ 右投左打
8 田村 颯丈郎 外野手 3年 北海道 札幌新琴似リトルシニア 右投右打
9 鳴海 柚莱 外野手 3年 北海道 札幌新琴似リトルシニア 右投左打
10 山口 桔平 投手 3年 神奈川 愛甲リトルシニア 右投右打
11 檜垣 瑠輝斗 投手 2年 愛媛 今治中央ボーイズ 左投左打
12 足立 康祐 投手 3年 新潟 中野リトルシニア 右投左打
13 大石 康耀 内野手 3年 東京 東村山リトルシニア 右投左打
14 岩城 敦仁 内野手 3年 兵庫 兵庫加古川ヤング 右投右打
15 高橋 英登 外野手 3年 長野 長野ボーイズ 右投右打
16 石井 陽昇 外野手 2年 山梨 八王子リトルシニア 右投右打
17 小澤 琉次 外野手 3年 岐阜 岐阜中濃ボーイズ 左投左打
18 木田 倫大朗 投手 2年 岐阜 岐阜中濃ボーイズ 左投左打
19 杉村 太雅 内野手 3年 静岡 掛川リトルシニア 右投左打
20 高林 颯 内野手 3年 静岡 浜松市立開成中(軟式) 右投左打

山梨学院高校野球部チーム紹介【2025夏の甲子園】

山梨学院、その総合力

山梨学院高校野球部は、1957年に創部された歴史ある私立の強豪校です。

2023年の春のセンバツ高校野球大会では、山梨県勢として史上初の優勝という快挙を成し遂げました。

この時の感動は、今でも鮮明に覚えています。

彼らは単なる強豪というだけでなく、高い総合力で全国トップクラスの実力を誇っています。

山梨大会ではわずか1失策という堅い守備も光りましたし、打線も切れ目がなく、どの打順からでも点が取れる迫力があります。

吉田洸二監督の指導のもと、守備や走塁を重視する「崩れない野球」を掲げているのが、その強さの秘訣でしょう。

監督は人間形成にも力を入れていると聞いていますし、まさに文武両道を実践しているチームだと感じます。

多くの選手が全国の強豪中学やリトルシニア出身で、恵まれた環境で切磋琢磨していることも、彼らの成長を後押ししているのでしょうね。

山梨学院高校野球部メンバー注目選手【2025夏の甲子園】

今年の山梨学院には、全国の野球ファンが注目する「主役」級の選手が何人もいます。

まずは、なんと言っても2年生の菰田陽生(こもだ はるき)投手兼一塁手でしょう。

彼は「大谷翔平二世」とも称される、まさに二刀流の逸材です。

身長194センチ、体重100キロという恵まれた体格から投げ下ろす最速152キロのストレートは、打者を圧倒する迫力があります。

しかも、打撃もとんでもないんです。

高校通算25本塁打という数字は、彼の打撃センスが本物であることを物語っていますね。

「まだ全然実力が足りないから、もっと大谷選手に近づきたい」と語る謙虚さも、僕としては応援したくなるポイントです。

ちなみに、彼のお気に入りは「お母さんの料理」、特にカレーだそうですよ。

きっと、お母さんの手料理が彼を支えているのでしょうね。

そして、もう一人の頼れるエースが、2年生左腕の檜垣瑠輝斗(ひがき るきと)投手です。

山梨大会では防御率1.76とエース級の活躍を見せました。

彼自身の持ち味は「テンポ」だと言っていて、まさに攻撃や守備に良い流れをもたらすピッチングが魅力です。

僕も彼のピッチングを見ていると、思わず引き込まれてしまいます。

野手陣では、堅実な守備でチームを救うショートの平野天斗(ひらの てんと)選手。

山梨大会4試合での失策がわずか1という数字は、彼の守備がいかに安定しているかを示しています。

「練習で厳しくやっている分、試合でもいいプレーができる」という言葉からは、日々の努力が伝わってきますね。

キャプテンの梅村団(うめむら だん)選手は、3年生としてチームを引っ張る精神的支柱です。

「チャレンジャーの気持ちで、一戦必勝で山梨学院史上最強・最高の成績を残せるように頑張りたい」と語る言葉には、並々ならぬ決意を感じます。

決勝戦でも、ピンチの場面で菰田投手に「冷静に行くぞ。

しっかり打たせてこい」と声をかけるなど、頼れる存在です。

さらに、決勝戦で重要な役割を果たした選手として、宮川真聖(みやかわ まさと)選手を挙げずにはいられません。

彼が5回裏に放ったライトポール際への同点ホームランは、まさに起死回生の一打でした。

あの場面で、よく打ちましたね。

僕もテレビの前で思わず声を上げてしまいました。

山梨学院高校野球部2025地方大会決勝の様子

激戦の山梨大会決勝

今年の山梨大会決勝は、3年ぶりの夏の甲子園出場を懸けた日本航空高校との一戦でした。

7月23日、真夏の太陽が照りつける山日YBS球場での熱戦は、本当に見ごたえがありました。

試合は初回から日本航空に2点を先制される苦しい立ち上がりでした。

先発の檜垣瑠輝斗投手も序盤は制球に苦しんでいるように見えましたね。

でも、山梨学院の選手たちは焦りませんでした。

4回裏に萬場翔太(まんば しょうた)選手のタイムリーヒットと田村颯丈郎(たむら そうたろう)選手の犠牲フライで2対2の同点に追いつきます。

しかし、5回表に再び日本航空が1点を勝ち越し、一進一退の攻防が続きます。

そんな展開の中、5回裏に先述の宮川選手の劇的なホームランが飛び出し、再び同点に。

これぞ強豪校の粘り強さだと感心しました。

そして6回裏、相手の悪送球も絡んで、ついに山梨学院が4対3とリードを奪います。

この試合で初めてのリードでした。

7回からは、エースの菰田陽生投手が満を持してリリーフ登板。

彼のストレートとスライダーが効果的に決まり、日本航空の強力打線を無失点に抑えきりました。

特に8回裏1死一、二塁のピンチで、ショートの平野選手が横っ跳びで捕球し、セカンドの萬場選手へグラブトス、見事な併殺を完成させたプレーは、本当に鳥肌ものでしたね。

あのファインプレーがなければ、流れは完全に相手に傾いていたかもしれません。

9回表、優勝まであと一人の場面でも、主将の梅村選手が菰田投手に声をかけるなど、チーム一丸となって勝利を掴み取りました。

吉田監督も試合後、「病気になるくらい重圧がありましたけど、選手はそれ以上でしょうね。

でも勝ちきってこの喜びがあるのでうれしいです。

いい決勝戦でした」と安堵の表情を見せていました。

本当に、両チームの意地と意地がぶつかり合う、素晴らしい決勝戦でした。

低反発バットが導入された今年の山梨大会で、山梨学院は全試合でホームランを記録するなど、その長打力も際立っていました。

これは、低反発バットにも慣れて、しっかり打ち込む技術がある証拠だと僕は思います。

山梨学院高校野球部を応援するファンの声

山梨学院の強さは、選手たちの実力や監督の指導だけではありません。

スタンドを埋め尽くすファンの熱い応援も、彼らの大きな力となっています。

決勝戦では、生徒会を筆頭に、応援団、吹奏楽部、チアリーダー部、そして一般生徒、教職員、保護者会を合わせ、約750人もの大応援団が、お揃いのTシャツを着て選手たちを後押ししていました。

まさに「全校応援」ですね。

あのスタンドの一体感は、きっと選手たちの背中を力強く押したことでしょう。

僕もあの応援を聞くと、胸が熱くなります。

山梨学院の選手たちは、甲子園に向けて「一戦一戦に全力で臨む」「勇気や感動を与えるような全力プレーをしたい」と決意を語っています。

地元山梨のファンも彼らの活躍を「県の誇り」として讃えていて、甲子園出場決定時には壮行会も盛大に行われました。

今回、山梨学院が初戦で対戦する聖光学院(福島)とのブロックは、SNS上では「フルーツ王国対決」としても話題になっているそうですよ。

山梨は桃の生産量1位、福島は2位ですから、まさにフルーツ王国同士の熱い戦いになりそうです。

ちなみに、山梨学院の吉田監督は、長崎ご出身だそうです。

監督が率いたチームが甲子園で「初勝利」を挙げたのは、2回とも長崎原爆忌の8月9日だったとか。

監督自身、その偶然について語ることは少ないそうですが、きっとその日には、原爆の犠牲になった方々への深い思いがよぎるのかもしれませんね。

そんな背景を持つ監督が率いるチームが、今年も甲子園で「最強・最高の成績」を目指す姿は、僕たちファンにとって大きな感動を与えてくれるはずです。

もちろん、インターネット上では様々な声が聞かれます。

中には厳しい意見や、根拠のない噂のようなものも目にするかもしれません。

でも、僕が彼らの試合や記事から感じるのは、ひたむきに野球に取り組む真摯な姿勢と、それを支えるチームの絆です。

厳しい練習や規律があるからこそ、あの強さが生まれるのだと僕は信じています。

まとめ

山梨学院高校野球部は、高い総合力と個性豊かな選手たち、そして熱いファンの応援を背に、今年の夏も甲子園の頂点を目指します。

「史上最強・最高の成績」を目標に掲げる彼らの挑戦から、目が離せません。

ぜひ皆さんも、テレビやバーチャル高校野球で、山梨学院の全力プレーにご注目ください。

僕も彼らの活躍を心から応援しています。