皆さん、MLBの舞台にまた一人、とんでもない「怪物」が現れたのをご存知ですか。
その名も、ミルウォーキー・ブルワーズの右腕、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手です。
彼の投球を見ていると、思わず「ヤバい!」と声が出てしまうほどの衝撃を受けますね。
今回は、彼がどれだけすごいピッチャーなのか、僕の情熱を込めてとことん深掘りしていこうと思います!
見逃し厳禁ですよ!
■目次
- ミジオロウスキーwikiプロフ
- ミジオロウスキー|球種は?球速は最速164km/h!
- ミジオロウスキー|ドラフト・成績は?
- ミジオロウスキー|大谷翔平との歴史的初対決を振り返る!
- ミジオロウスキー|ファンが語るミジオロウスキーへの期待と懸念
- まとめ
ミジオロウスキーwikiプロフ
ジェイコブ・ミジオロウスキーってどんな選手?
まず、彼の基本的なプロフィールから見ていきましょうか。
ジェイコブ・ミジオロウスキー選手は、2002年4月3日生まれの現在23歳です。
アメリカのミズーリ州ブルースプリングス出身なんですよ。
身長はなんと6フィート7インチ(約201センチ)と長身で、体重は197ポンド(約89キロ)という、まさに恵まれた体格の持ち主です。
右投げ右打ちのピッチャーとして、ミルウォーキー・ブルワーズに所属しています。
彼は2022年のMLBドラフトで、全体63位という2巡目でブルワーズから指名され、プロ入りを果たしました。
その際の契約金は235万ドルだったそうです。
大学は、アーロン・アシュビー選手も輩出したクローダー・カレッジ(Crowder JC)という短大に通っていました。
彼の投球フォームは、長くて細い手足が印象的で、時にその長い腕が原因でメカニックの再現性に苦労することもあると言われていますね。
高身長から繰り出すアグレッシブで、時に力強いデリバリーも彼の特徴の一つです。
ミジオロウスキー|球種は?球速は最速164km/h!
ミジオロウスキー投手の最大の魅力は、やはりその球威にあります。
彼が主に投げる球種は、フォーシーム、スライダー、カーブ、そしてチェンジアップの4種類です。
フォーシーム(ファストボール)は彼の代名詞とも言える球で、投球の55.6%を占める最も多い球種です。
平均球速はなんと99.2マイル(約159.6キロ)を記録しており、最速では103マイル(約165.7キロ)を叩き出すこともあるんです。
この速球は、高いスピン量と伸びがあり、さらにマウンドからのリリースポイントが低く、並外れたエクステンション(7.4フィート)があるため、打者にとっては球速以上に速く感じる「ホップするような」球に見えるんですよ。
僕も画面越しに見ていて、打者が全然バットに当たらないのを見て驚愕しましたね。
その質の高さから、スカウトからは最高評価の80グレードを与えられることもあるほどです。
次に、スライダーは投球の29.4%を占める重要な変化球です。
平均球速は94.4マイル(約151.9キロ)で、時には90マイル(約145キロ)台半ばに達することもあります。
このスライダーは、鋭い変化と二段階に落ちる深さがあり、左右どちらの打者に対しても高い空振り率を記録する「ウィップアウト」ピッチとして機能しています。
まるでバットの下をすり抜けるような軌道は、見ていて本当に気持ちがいいですよ。
そして、カーブは10.9%の使用率で、平均球速は87.1マイル(約140.2キロ)です。
大学時代はあまり使っていなかったようですが、プロ入り後に再び取り入れ、鋭い変化で空振りを奪う素晴らしい球になっています。
最後に、チェンジアップは使用頻度が4.2%と低いですが、平均球速は92.1マイル(約148.2キロ)と、しっかりとした速度があります。
今後の成長が期待される球種ですね。
ミジオロウスキー|ドラフト・成績は?
鮮烈なデビューから駆け上がった道のり
ミジオロウスキー投手のキャリアは、まさに彗星の如く現れたという表現がぴったりです。
2022年のドラフトでブルワーズに指名された後、まずA級カロライナ・マドキャッツでプロとしての第一歩を踏み出しました。
この年はわずか1.2イニングの登板でしたが、与四球率が非常に高かったことから、制球に課題があることが指摘されていました。
しかし、2023年にはその課題を克服しつつ、A級からA+級、そしてAA級へと順調に昇格していきました。
マイナーリーグ全体で、4勝2敗、防御率3.41、71.1イニングを投げ、110奪三振を記録しています。
この年には、MLBの未来のスターたちが集うオールスター・フューチャーズゲームにも選出されるなど、その才能は早くから注目を集めていましたね。
惜しくもシーズン終盤には腕の疲労で登板を終えましたが、そのポテンシャルは疑いようがありませんでした。
2024年は主にAA級でプレーし、シーズン途中にAAA級へも昇格しました。
この年も、マイナー全体で3勝5敗、防御率3.33、97.1イニングで127奪三振を記録し、着実に経験を積んでいきました。
そして、2025年、彼はついにMLBの舞台へと昇り詰めました。
6月12日にメジャー初昇格を果たすと、その日のカージナルス戦でのデビュー戦では、なんと5回を無安打無失点に抑えるという衝撃的なピッチングを披露し、初勝利を挙げたんです。
さらに、続く6月20日のツインズ戦では6回までノーヒットピッチングを続け、メジャーデビューから11イニング連続無安打という、1900年以降のMLB史上初の快挙を達成しました。
これには僕も鳥肌が立ちましたよ!
6月25日のパイレーツ戦では、同じく怪物ルーキーとして注目されるポール・スキーンズ投手との投げ合いを制し、3勝目を手にしました。
2025年7月8日時点でのMLBでの成績は、4試合に先発登板し、3勝1敗、防御率3.20、19.2イニングで21奪三振、WHIP0.92と、新人とは思えない安定感を見せています。
6月にはナショナル・リーグのルーキー・オブ・ザ・マンスにも選ばれるなど、その活躍は目覚ましいものがありますね。
ミジオロウスキー|大谷翔平との歴史的初対決を振り返る!
僕が最も興奮したのは、やはり大谷翔平選手との初対決が実現した時です。
2025年7月8日のドジャース戦で、ミジオロウスキー投手は大谷選手と初めて相まみえました。
試合前、ミジオロウスキー投手は大谷選手について、「彼のパワーや能力には常に注意を払わないといけない」と警戒しながらも、「対戦できることが本当に楽しみで、名誉なことだと思っています。本当に素晴らしいことです」と目を輝かせて語っていました。
2018年に大谷選手がメジャーに挑戦して以来、彼のことをずっと注目していたそうで、「彼の持つ他の球種や能力は僕と同じくらい、いやそれ以上かもしれません」と、大谷選手へのリスペクトを隠しませんでしたね。
そして迎えた初対戦。
プレイボール直後、大谷選手への初球は100.3マイル(約161.4キロ)の直球でストライクを取りました。
続く2球目は90.3マイル(約145.3キロ)のカーブで空振りを奪い、追い込みました。
しかし、3球目に投げた88.2マイル(約141.9キロ)のカーブを、大谷選手はセンター右へ豪快に運び、先頭打者ホームランを浴びてしまったんです。
これは僕も「さすが大谷選手!」と唸りました。
それでも、ミジオロウスキー投手は動じませんでした。
大谷選手以降の初回には3者連続三振を奪い、続く2回にはイニングをまたいで5者連続三振を記録するなど、圧巻の奪三振ショーを展開しました。
大谷選手との2度目の対戦では、この日最速となる101.6マイル(約163.5キロ)の直球で追い込み、最後はカーブで空振り三振に仕留めましたね。
3度目の対戦では四球を与えましたが、ミジオロウスキー投手はこの試合で自己最多の12奪三振を記録し、6回1失点とドジャース打線を圧倒しました。
この大谷選手との対戦は、彼のキャリアにおける大きな節目になったことは間違いないでしょう。
ミジオロウスキー|ファンが語るミジオロウスキーへの期待と懸念
ミジオロウスキー投手の活躍には、日本中のMLBファンからも熱い視線が送られています。
SNSなどでは「スキーンズでもヤバいと思ってたのに。それ以上にヤバいやつが出てくるのか」「バケモンすぎる」「ヤバいヤツ来た。大谷さんを見て育った新世代恐るべし」といったコメントが多数見られましたね。
中には「全盛期のデグロームを見てるようだ」といった声もあり、彼のピッチングがどれだけ衝撃的かを表しています。
彼の球威や奪三振能力、そして試合のテンポの良さは、ファンからも高く評価されています。
「無駄球が一つもない、引っかかりもないし完璧すぎる」という感想は、その制球力の高さに驚きを表すものでしょう。
ただ、その一方で、懸念点もいくつか指摘されていますね。
特に「怪我しそうで怖い」「怪我さえなければ」といった声は、その細身の体格と剛速球を投げ込むスタイルからくる、怪我のリスクを心配するものです。
プロ入り当初から指摘されていた制球力については、「コントロールが悪ければリリーフに回るだろう」という見方もあったようです。
しかし、ここまで先発として結果を出していることを見ると、球団も彼の先発としてのポテンシャルを信じているのが分かりますね。
「怪我さえなければ10年は先発ローテーション守れそう」「来年開幕投手もあるんじゃないか」といった、彼の将来への大きな期待を抱く声もたくさん上がっています。
僕も、彼の才能が完全に開花する日を楽しみにしています!
まとめ
まとめとして、ジェイコブ・ミジオロウスキー投手は、まさにMLBの「新たな怪物」として、目が離せない存在です。
その圧倒的な球威と、大谷翔平選手をも唸らせるピッチングは、僕たちファンを魅了し続けています。
まだまだ若い彼が、今後どのように成長していくのか、そして怪我なく長くその素晴らしい投球を見せてくれるのか、心から期待しています。
これからも彼の登板は、必ずチェックするようにしましょうね!