皆さん、こんにちは。
いやあ、映画『国宝』の余韻、本当にすごいですよね。
私は公開されてから、もう何回か劇場に足を運んでしまったんですけど、見るたびに新たな発見と感動があるんですよ。
吉沢亮さんと横浜流星さんのあの「凄まじい」としか言いようのない演技に、劇場全体が息を呑むようなあの没入感。
まさに「100年に一度の大作」って言われるのも納得です。
でも、皆さん、彼らの少年時代を演じた若き才能たちにも、ぜひ注目してほしいんです。
あの二人がいたからこそ、物語に深みと説得力が生まれたのは間違いないですからね。
今回は、そんな未来のスターたちの魅力に迫ってみます。
『国宝』を観て、「あの子役、誰だろう?」って気になっていた方も多いんじゃないでしょうか。
国宝(映画)|吉沢亮(喜久雄/花井東一郎)の子役は黒川想矢
吉沢亮の少年時代:黒川想矢くんの魅力
まず、主人公・喜久雄の少年時代を演じたのが、今注目の俳優、黒川想矢くんです。
彼の名前を聞いて、「ああ、あの!」ってピンとくる方もいるかもしれませんね。
実は彼、2009年12月5日生まれの15歳なんです。
この若さで、あれだけの存在感を放つって、本当に末恐ろしい才能ですよね。
埼玉県出身の黒川くんは、なんと5歳の頃から芸能活動をスタートさせているベテランなんですよ。
彼の名を一躍有名にしたのは、是枝裕和監督の映画『怪物』でしょう。
あの作品で彼は主人公の麦野湊を演じ、その繊細かつ複雑な演技が各方面から大絶賛されました。
その結果、日本アカデミー賞の新人俳優賞をはじめ、数々の映画賞で新人賞を総なめにしたんです。
カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞した作品の主演を務めたんですから、その実力は折り紙付きですよね。
最近では、人気漫画の実写ドラマ『からかい上手の高木さん』で主人公の西片役を演じたり、話題のAmazon Primeドラマ『【推しの子】』では神木ヒカルの少年時代を演じたりと、もう引っ張りだこって感じなんです。
監督の李相日さんが、黒川くんを起用した理由として「何かを見つめるときのまなざしの強さ」と「簡単に納得しそうにない複雑さを湛えた瞳」を挙げていたんですけど、本当にその通りで、彼の瞳には引き込まれる何かがありますよね。
そして、吉沢亮さんご自身が、黒川くんが演じた少年時代の喜久雄を見て「色っぽすぎてやばいな」って戦々恐々としていたというエピソード、皆さんご存知でしたか。
メイクさんまで「黒川くん、やばいね。負けない?」って言われたというから、吉沢さんにかかるプレッシャーも相当だったんでしょうね。
わずか半年ほどしか歌舞伎の稽古期間がなかったにも関わらず、吹替えなしで歌舞伎シーンを披露しているんですから、その努力と天賦の才にはただただ感服するばかりです。
あの幼い頃からすでに「怪物」の片鱗を見せていた喜久雄の説得力は、間違いなく黒川くんの演技があってこそだと感じます。
黒川想矢の出演ドラマ・映画
トーキョーエイリアンブラザーズ 第3話 - 第5話・最終話(2018年8月6日 - 20日・9月24日、日本テレビ) - 涼太 役 緊急取調室 第4話(2019年5月2日、テレビ朝日) - 荘介(幼少期) 役 連続殺人鬼カエル男 第3話・第7話(2020年1月24日・2月21日、関西テレビ) - 有働真人 役 きよしこ(2021年3月20日、NHK総合) - 黒木 役 剣樹抄?光圀公と俺?(2021年11月5日 - 12月24日、NHK BSプレミアム) - 了助 役 世にも奇妙な物語 '21秋の特別編「スキップ」(2021年11月6日、フジテレビ) - 大倉幹夫(11歳時) 役 いちばんすきな花(2023年10月12日 - 12月21日、フジテレビ) - 穂積朔也 役 からかい上手の高木さん(2024年4月2日 - 5月21日、TBS) - 西片 役(月島琉衣とW主演) 民王R 第5話(2024年11月19日、テレビ朝日) - 萩原秋保 役 嘘解きレトリック 第10話(2024年12月9日、フジテレビ) - 嘉助 役 秘密?THE TOP SECRET? 第1話(2025年1月20日、関西テレビ・フジテレビ) - 平井学 役 藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ シーズン3「宇宙(そら)からのオトシダマ」(2025年3月26日、NHK BSプレミアム4K) 地震のあとで #3『神の子どもたちはみな踊る』(2025年4月19日、NHK総合) - 善也(少年時代) 役
怪物(2023年6月2日、東宝 / ギャガ) - 麦野湊 役 BISHU ?世界でいちばん優しい服?(2024年10月11日、イオンエンターテイメント) - 大村満 役 【推しの子】-The Final Act-(2024年12月20日、東映) - カミキヒカル(少年時代) 役 国宝(2025年6月6日、東宝) - 立花喜久雄(少年時代) 役 この夏の星を見る(2025年7月4日公開予定、東映) - 安藤真宙 役 アフター・ザ・クエイク(2025年10月3日公開予定、ビターズ・エンド) - 善也(少年時代) 役
国宝(映画)|横浜流星(俊介/花井半也)の子役は越山敬達
横浜流星の少年時代:越山敬達くんの素顔
次に、喜久雄のライバルであり親友となる俊介の少年時代を演じた、越山敬達くんのプロフィールを見ていきましょう。
越山くんもまた、2009年4月21日生まれの16歳という若き才能です。
東京都出身の彼は、なんと保育園の年長の時にスカウトされ、キッズモデルとして活動を始めたんですって。
小学3年生からはアーティスト集団EBiDANの研究生としてダンスを習い始めるなど、多才な一面も持っているんですよ。
ファッション雑誌『ニコ☆プチ』でレギュラーメンズモデルを務めていることもあって、そのルックスももちろん魅力の一つですよね。
彼もまた、カンヌ国際映画祭と縁があるんです。
主演を務めた映画『ぼくのお日さま』が、第77回カンヌ国際映画祭のある視点部門に出品され、越山くん自身も現地を訪れたんです。
そしてこの作品でも、彼は日本アカデミー賞やキネマ旬報ベスト・テンなどの新人賞に輝いているんですから、実力は確かですよね。
李相日監督が越山くんを俊介役に選んだのは、「思わず構ってしまいたくなる“甘さ”」を感じたからだそうです。
確かに、作中の俊介のどこか憎めない、愛嬌のある部分は、彼の魅力が存分に活かされていたと思います。
厳しい歌舞伎の世界に身を置きながらも、時折見せるあどけない表情や、喜久雄との友情を育む姿には、心を掴まれました。
初日舞台挨拶でのエピソードで、父役の渡辺謙さんが「この苦しみは二人にしかわからない」と励ましてくれたことが、撮影の支えになったと語っていたのが印象的でした。
彼もまた、撮影期間中は「俊介が頭から離れない」ほどのめり込んでいたそうで、その役への真摯な向き合い方が、私たち観客にもひしひしと伝わってきたんだと思います。
黒川くんと一緒に、吹替えなしで披露した歌舞伎シーンは圧巻の一言ですよね。
彼らが若き日の喜久雄と俊介を熱演してくれたからこそ、吉沢さんと横浜さんの演じる壮年期の二人の人生が、より一層深みを持って描かれたんだなあと改めて感じます。
越山敬達の出演ドラマ・映画
FAKE MOTION -卓球の王将- 第4話(2020年4月29日、日本テレビ) 私の正しいお兄ちゃん(2022年1月10日 - 2月28日[注 1]、フジテレビ・FOD)- 徳本正己(幼少期)役 サヨウナラのその前に(2022年3月1日 - 3月15日、日本テレビ ZIP!内ドラマ)- 椿木宙(幼少期)役 恋なんて、本気でやってどうするの?(2022年4月18日 - 6月20日、カンテレ・フジテレビ 月10)- 長峰柊磨(幼少期)役 初恋の悪魔 第9話 - 最終話 (2022年9月17日 - 9月24日、日本テレビ 土10)- 雪松弓弦(12歳時) 役 天狗の台所シリーズ(BS-TBS・BS-TBS 4K) - 飯綱オン 役 Season1(2023年10月5日 - 12月7日、木曜ドラマ23) Season2(2024年10月22日 - 12月24日、火曜ドラマ9) 法廷のドラゴン 第4話(2025年2月7日、テレビ東京) - 郷田福雄(中学生時代) 役 今日のさんぽんた(2025年2月22日 - 3月16日、フジテレビTWO) - 康介 役
スイート・マイホーム(2023年9月1日公開、日活・東京テアトル) - 清沢聡(少年期) 役 かぞく(2023年11月3日公開、アニプレックス) 夏目アラタの結婚(2024年9月6日公開、ワーナーブラザーズ)- 少年・卓斗 役 ぼくのお日さま(2024年9月13日公開、東京テアトル) - 主演・タクヤ 役 国宝(2025年6月6日公開、東宝) - 大垣俊介 役(少年時代)
まとめ
いかがでしたでしょうか。
『国宝』という作品の奥行きと、吉沢亮さん、横浜流星さんの圧巻の演技の裏には、こんなにも素晴らしい若き才能たちの存在があったんです。
彼らの今後の活躍が本当に楽しみでなりませんね。
きっと、これからの日本映画界を牽引していく存在になることでしょう。
もしよろしければ、ぜひもう一度劇場に足を運んで、彼らの熱演にもう一度酔いしれてみてください。
きっと、新たな感動が待っていますから。