いやー、待ってました!
三谷幸喜さんの新作ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」、第2話、本当に熱かったですよね!
もしあなたが第1話で「うーん、ちょっとごちゃごちゃしてるかな?」なんて思いながら、Google検索で情報を探しているなら、声を大にして言いたい。
「第2話からが本番ですよ!絶対に戻ってきて!」ってね。
僕も、毎週水曜の夜10時が待ち遠しくて仕方ない熟練ブロガーとして、今回の第2話がどれだけ重要で、どれだけ胸熱な展開だったかを、じっくり解説させてもらいますね。
ぜひ最後までお付き合いください!
※当記事はネタバレに配慮して作成しています。
■目次
- もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)wiki|2話までのストーリーの振り返り
- もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)wiki|2話どんな話?
- もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)|2話ストーリー解説
- もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)|2話の感想は面白い?つまらない?
- もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)|2話の視聴率は?
- もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)|2話からの展開を予想・考察
- まとめ
もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)wiki|2話までのストーリーの振り返り
まず、あの濃密な第1話がどんな内容だったか、サクッと振り返ってみましょう。
舞台は昭和59年秋、活気あふれる1984年の渋谷にある架空の街「八分坂(はっぷんざか)」。
主人公は、蜷川幸雄さんに憧れるも、その横暴さゆえに劇団を追い出され、路頭に迷う演劇青年・久部三成(菅田将暉さん)でした。
彼が迷い込んだのが、ストリップ小屋のネオンが光る怪しいアーケード街、そして「WS劇場」です。
劇場に入った久部は、ミステリアスなダンサー、倖田リカ(二階堂ふみさん)の妖艶な踊りを目にします。
豪華キャストが一挙に25人以上も登場し、「誰が誰やら」「情報量多すぎ!」と話題になった第1話でしたが、ラストシーンで久部が照明係がいないリカの踊りにたまらずピンスポを当てる瞬間が、すべての始まりを予感させましたよね。
あの瞬間、「この男、何かを企むぞ」と予感した視聴者も多かったはずです。
もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)wiki|2話どんな話?
【公式サイト あらすじ をもとに解説】
引用:https://www.fujitv.co.jp/moshi_gaku/story/story02.html
風営法の改正でストリップショーが厳しく規制されるようになり、2年前の熱狂が嘘のように寂れてしまったWS劇場。パトラ(アンミカ)が踊るショーの客席は閑散とし、まるで盛り上がらない。
久部三成(菅田将暉)はWS劇場の法被を着て、パトラのショーのピンスポを担当することになった。前夜、WS劇場の支配人・浅野大門(野添義弘)から「うちで働いてみないか」と誘われたのだ。
劇場スタッフの伴工作(野間口徹)に連れられ、久部はダンサーたちの楽屋を挨拶に訪れる。そこで久部はリカ(二階堂ふみ)と再会する。
「頑張ります!」と気を吐く久部に対し、リカは興味なさげに目をそらし…。
もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)|2話ストーリー解説
【公式サイトあらすじ、ニュースやX(旧twitter)投稿、感想ブログなどをもとに解説】
そして第2話、「八分坂日記」と題されたエピソードで、物語はまるで急流のように動き出します。
久部くんは、WS劇場の支配人・浅野大門(野添義弘さん)に誘われ、劇場で照明の仕事に就きます。
でも、劇場の状況は最悪です。
この時代、特に1984年秋は「風営法の改正」によってストリップショーが厳しく規制される過渡期で、客足は遠のき、客席は閑散としていました。
案の定、ダンサーのモネ(秋元才加さん)が警官の大瀬(戸塚純貴さん)に取り締まられてしまうという、劇場の存続に関わる大事件が発生します。
もう限界だと悟った支配人の浅野さんは、ついに劇場の閉鎖を決意し、ダンサーたちに売上金を餞別として配ります。
誰もが諦めムードの中、ここで久部三成が覚醒するんですよ!
彼は、劇場費や稽古場代が不要という、渋谷の一等地にあるWS劇場という「舞台」の利点を最大限に活かした奇策を提案します。
それが、当時の先端を行く「小劇場ブーム」に乗って、ストリップ劇場を芝居小屋として立て直すという、壮大な野望でした。
久部くんは「このWS劇場を渋谷で一番の…いや!東京で一番の劇場にするんです!」と熱く訴えかけ、ダンサーたちにまで俳優になるよう説得するんです。
演目はウィリアム・シェイクスピアの「クベ版夏の夜の夢」。
この久部のギラギラとした熱意に、浅野支配人やリカさんたちが動かされ、彼の大いなる野望を受け入れたところで、第2話の幕は降ろされました。
ショービジネスの「終焉」と「始まり」が交差する、まさに転換期を描いた瞬間でしたね。
ちなみに、僕が地味に興奮したのは、用心棒のトニー安藤(市原隼人さん)が、まさかのパトラ鈴木(アンミカさん)の弟(または息子)という関係が発覚したシーンです。
シェイクスピアの『アントニーとクレオパトラ』にかけてるんだろうな、という三谷さんの遊び心にニヤリとしました。
もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)|2話の感想は面白い?つまらない?
第2話の放送後、SNSは大いに盛り上がりましたが、全体的な傾向としては、「面白くなってきた!」「1話切りしなくてよかった」という声が圧倒的に多かったです。
「第2話面白かったよ。1話で離脱した人たち、戻っておいで」というコメントは、僕の気持ちを代弁してくれています。
多くの人が、この2話分が群像劇の登場人物紹介や時代背景の説明を兼ねた「オープニング」だったと感じていますね。
特に久部が劇団旗揚げの野望をぶち上げた展開には、「久部、覚醒!」「まさかの劇団旗揚げ」とネット上が興奮のるつぼでした。
「ワクワク感が止まらない」「王道の逆転もの」という感想も多く、やはり三谷さんの得意な型にハマってきたという安心感もあります。
よく比較されていたのが、同じく三谷脚本の「王様のレストラン」です。落ちぶれた場所を天才が立て直すという構図が、久部くんの劇団旗揚げと重なって見えたのでしょう。
個人的には、菅田将暉さんのエキセントリックで熱い演技が、この久部というキャラクターの魅力を爆発させていて、ゾクゾクしました。
ただ、当時の渋谷のリアルを知る視聴者からは、時代考証に関して「もっとギラギラ、キラキラしていた」「レトロ感を入れ込みすぎ」といった、厳しい意見もありました。
それでも、物語のドライブ感が増したことで、「次回が楽しみ」という前向きな声が優勢となり、視聴継続率が上がった印象です。
もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)|2話の視聴率は?
第1話 10月1日 ここは八分坂 5.4%
第2話 10月8日 八分坂日記 4.4%
もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(ドラマ)|2話からの展開を予想・考察
さあ、いよいよ来週10月15日放送の第3話ですね。
予告によると、久部三成はWS劇場の向かいにある「グローブ荘」で、シェイクスピアの「夏の夜の夢」の台本を書き換える作業に没頭しているようです。
グローブ荘という名前からして、シェイクスピアの劇団が公演していた「グローブ座」を連想させますから、彼の決意の固さがうかがえます。
そして、三谷青年がモデルとされる蓬莱省吾(神木隆之介さん)が、久部くんを見守り、リカさん(二階堂ふみさん)に夜食を頼みに行くという、主要キャラクターたちの絡みが本格化しそうですね。
特に、久部とリカさんが台本を巡って衝突する場面は必見です。リカさんが「長いと客が飽きる」「セリフは少ない方が助かる」と言うのに対し、久部が癇癪を起こして原稿を破ってしまうなんて、いかにも演出家と役者らしいやりとりで、期待しかありません。
久部が選んだ演目「夏の夜の夢」自体が、久部たちの向かう方向を示しているという考察もあって、彼らが混乱を経て、一体どんな舞台を作り上げるのか、想像が膨らみます。
第2話で久部は、劇場を救い、自分を劇団から追い出した人間へのリベンジを果たすという、一石二鳥の奇策を始動させました。
第3話以降は、この熱い野望を「クベシアター」として現実のものにするために、個性の強いWS劇場の面々をどう巻き込み、どう育成していくのか、その手腕が試される展開になるでしょう。
豪華キャスト総勢25人超の群像劇が、ようやく一つの「劇団」として収束していく過程を見られるのが、今から楽しみでなりません。
巫女の樹里(浜辺美波さん)など、まだ出番が少なかったキャストが、この劇団再建にどう絡んでくるのかも、大きな注目ポイントですよね。
まとめ
三谷作品は序盤の散漫さが中盤で爆発するパターンが多いですから、第3話でいよいよ「幕が開く」という言葉通り、僕たちの期待を遥かに超える面白さが展開されると確信しています!
最後までお付き合いいただいてありがとうございました。