夏が近づいてくると、僕たち花火好きにとっては、そわそわする季節がやってきますね。
特に、歴史ある岡崎城を背景に打ち上げられる「岡崎城下家康公夏まつり花火大会」は、毎年本当に楽しみにしているイベントの一つです。
2025年も、きっと素晴らしい夜になることでしょう。
今回は、僕が実際に花火大会を楽しむ上で大切にしているポイントを、皆さんに心を込めてお伝えしますね。
■目次
岡崎花火大会2025見どころ
岡崎の花火大会の正式名称は「岡崎城下家康公夏まつり第77回花火大会」といいます。
開催日は2025年8月2日(土)で、午後7時から8時半までの90分間、乙川と矢作川の河畔を舞台に花火が夜空を彩ります。
この花火大会の最大の魅力は、何といっても徳川家康公ゆかりの岡崎城を背景に花火が咲き誇る、その幻想的な景色です。
お城と花火が一緒に見られる場所って、全国的にも本当に珍しいんですよ。
江戸時代から続く菅生神社の祭礼が起源とされている伝統ある大会で、昔ながらの三河花火の技術が今に受け継がれています。
伝統的な仕掛け花火や金魚花火、そして最新のスターマインが次々と打ち上げられる様子は、まさに圧巻です。
特に、木枠に絵や文字が描かれた仕掛け花火は、毎年デザインが変わるのが僕の密かな楽しみなんです。
音楽に合わせて打ち上がるメロディスターマインも、心を揺さぶられる美しさですよ。
非公開ですが、例年約2万発もの花火が打ち上げられると言われていますから、想像するだけでもワクワクしますよね。
この日は、岡崎全体がお祭りムードに包まれて、予想来場者数は約48万人とも言われています。
昼間から岡崎の街を散策して、美味しいものを食べながら、お祭り気分を満喫するのもおすすめです。
岡崎花火大会2025屋台の場所はどこ?
花火大会といえば、やっぱり屋台グルメは外せませんよね。
2025年も、いくつかのエリアに飲食出店エリアが設けられる予定です。
図書館交流プラザりぶら東駐車場や岡崎市民会館駐車場、六名公園などが主な出店エリアになります。
特に岡崎中央総合公園ではキッチンカーが出店すると聞いているので、そちらも要チェックですよ。
イオンモール岡崎の屋上も協力サテライト会場として無料開放される予定で、ここでも屋台やイベントブースが出るそうなので、買い物ついでに立ち寄るのも良いかもしれません。
屋台の種類も豊富で、焼きそば、たこ焼きといった定番はもちろん、岡崎ならではの八丁味噌を使った味噌おでんや味噌カツ、それに三河鶏の焼き鳥はぜひ試してみてほしい逸品です。
甘いものが好きなら、ベビーカステラやわたあめ、チョコバナナなんかも見逃せません。
屋台の営業時間は、場所によって多少異なりますが、午後3時頃から始まり、花火終了後の午後9時頃まで楽しめることが多いようです。
ただし、花火が始まる頃にはどこの屋台も長蛇の列になるので、時間に余裕を持って、早めに利用するのが賢いですよ。
僕もいつも、お腹を空かせた状態で早めに到着して、行列が長くなる前に狙っていたお店を回るようにしています。
岡崎花火大会2025混雑と渋滞を避ける裏ワザ
岡崎の花火大会は本当に大人気なので、会場周辺は毎年大変な混雑になります。
特に名鉄東岡崎駅周辺から乙川にかけての道は、人であふれかえって身動きが取れなくなることもあります。
車で行く場合も、交通規制が午前8時から午後10時頃まで長時間にわたって行われるので注意が必要です。
国道1号線や248号線も、花火終了後は想像を絶する大渋滞になります。
そんな混雑や渋滞を回避して、快適に花火を楽しむための僕なりの裏ワザをいくつかご紹介しますね。
まず一番のおすすめは、公共交通機関を利用することです。
電車なら渋滞や駐車場の心配がいらないので、本当に楽ですよ。
名鉄東岡崎駅、岡崎公園前駅、愛知環状鉄道中岡崎駅が最寄り駅となります。
もし車で行くなら、「パーク&ライド」を試してみてください。
会場から2、3駅離れた場所に車を停めて、そこから電車で移動する方法です。
これなら会場周辺の交通規制や駐車場の混雑を避けられます。
例えば、市役所の東駐車場や西駐車場、あるいは岡崎中央総合公園の駐車場は比較的広くて停めやすいですが、それでも午後3時には満車になることが多いので、午前中には到着しておくのがベストです。
僕は、少し早めに岡崎中央総合公園に到着して、キッチンカーで軽食を楽しみながら、ゆったりと場所取りをするのが好きですね。
花火鑑賞後の帰りの混雑も避けたいなら、フィナーレが始まる10分から15分前に会場を出るか、逆に花火が終わってからしばらくゆっくり過ごし、混雑が解消され始めた頃に帰るという手もあります。
会場直近で見る迫力も素晴らしいですが、少し離れた穴場スポットから見るのも趣があって良いものです。
例えば、矢作川沿いの堤防(諏訪公園付近や岡崎城西高校付近)は、乙川と矢作川の両方の花火が比較的空いていて、ゆったりと見られることが多いですよ。
篭田公園や吹矢橋公園も、駅から近いわりに比較的混雑が少なく、トイレや遊具もあるのでお子さん連れにもおすすめです。
イオンモール岡崎やアピタ岡崎北店の屋上も、無料開放される協力サテライト会場として知られています。
ここでは、買い物や食事もできて、トイレの心配もいらないので、家族連れには特に快適な選択肢だと思います。
ただし、コムタウンや岡崎シビコの屋上は、花火大会のために開放されたことは一度もないので、無断駐車は絶対に避けてくださいね。
事前に駐車場の予約システム(特Pやakippaなど)を利用するのも、当日焦らずに済むのでおすすめです。
真夏の夜を快適に!花火大会の熱中症対策
8月の花火大会は、夜とはいえ油断はできません。
特に人混みの中では熱気がこもり、熱中症のリスクが高まります。
僕も何度かヒヤリとした経験があるので、皆さんも万全の対策をして、快適に過ごしましょうね。
まず、何よりも大切なのはこまめな水分補給です。
アルコールは水分補給にはならないので、水やお茶、スポーツドリンクを頻繁に飲むように心がけてください。
目安としては、1時間にコップ1杯分は飲むと良いでしょう。
汗をたくさんかくので、塩分タブレットや塩飴などで塩分も補給することをおすすめします。
次に、暑さ対策グッズも必須です。
うちわや扇子はもちろん、最近流行りのハンディファンは本当に便利ですよ。
首元を冷やしてくれる冷却タオルやネッククーラー(アイスクールリング)も効果抜群です。
僕はいつも、冷たい飲み物が入ったペットボトルを手に持ったり、首に当てたりして、手のひらや首元から体を冷やすようにしています。
服装は、通気性の良い、涼しいものを選びましょう。
浴衣を着ていく場合は、中に冷却効果のある下着を着たり、帯をきつく締めすぎないようにしたりと、少し工夫すると快適に過ごせますよ。
万が一、めまいや吐き気、頭痛などの熱中症の症状が出たら、無理をせずに涼しい場所に移動し、すぐに水分補給をしてください。
ひどい場合は、近くのスタッフや警備員に声をかけ、救護テントを利用しましょう。
まとめ
夜の花火大会は本当に素敵ですが、安全に、そして健康に楽しむことが一番です。
事前の準備をしっかりとして、忘れられない夏の思い出を作ってくださいね。