シナントロープ(ドラマ)1話wiki|感想は面白い?つまらない?

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ドラマ「シナントロープ」1話について。

これはね、マジで今期のダークホースどころか、もはや大本命ですよ。

『オッドタクシー』で世界を驚愕させた此元和津也さんが、満を持して書き下ろしたオリジナル脚本の青春群像ミステリー。

Google検索でここにたどり着いたあなたは、きっとこのドラマが放つ「ただ者ではない」オーラを感じ取っているはず。

僕も放送直後から興奮が冷めやらず、TVerで繰り返し見ては、伏線探しに夢中になっています。

第1話「俺たちは何者かになる」の衝撃を、熱が冷めないうちに一緒に振り返り、次回への考察を深めていきましょう!

ぜひ最後までお付き合いください!

※当記事はネタバレに配慮して作成しています。

■目次

シナントロープ(ドラマ)wiki|1話どんな話?

【公式サイト あらすじ をもとに解説】

引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/synanthrope/lineup/202510/28674_202510062306.html

さえない大学生・都成(水上恒司)が働くバーガーショップ“シナントロープ”に、ある日、怪しい目出し帽の男が現れる。ホール係の都成と木場(坂東龍汰)が怖気づいて接客を押しつけ合っていると、どんな相手にも物怖じしない水町(山田杏奈)が何事もないかのように冷静に対応。意外にも男は普通に注文をするが、その直後、もう1人の目出し帽の男が店に乱入し、レジ係の志沢(萩原護)に拳銃を突きつけて「金を出せ」と脅し始める…。

シナントロープ(ドラマ)|1話ストーリー解説

【公式サイトあらすじ、ニュースやX(旧twitter)投稿、感想ブログなどをもとに解説】

物語の舞台は、街の片隅にある小さなバーガーショップ、「シナントロープ」です。

この店で働く、まだ何者でもない男女8人の若者の日常が、ほんの些細な出来事、いや、不可解な強盗事件によって一気に歪み始めるんですね。

主人公は、水上恒司さんが演じる冴えない大学生の都成剣之介(となり けんのすけ)。

彼はアルバイト仲間の水町ことみ(山田杏奈さん)に密かに想いを寄せているわけですが、彼女のクールで物事に動じない様子がもうたまらない!という感じ。

そんな静かな日常に突如、目出し帽をかぶった怪しい男が来店するんです。

都成と、楽天家の木場幹太(坂東龍汰さん)は怖気づいて接客を押し付け合うんですが、水町だけは何事もないように冷静に対応するんですよ、これがまたかっこいい。

ところが、男は普通に注文したかと思いきや、直後に別の目出し帽の男が乱入、レジ係の新人・志沢匠(萩原護さん)にいきなり拳銃を突きつけて「金を出せ」と脅しにかかる。

もう、ここからの展開がジェットコースターですよ!

命知らずな水町が強盗に向かっていくのをきっかけに、都成も揉み合いに発展。

拳銃が発砲されるほどの緊迫したアクションシーンが展開されるんですが、監督やスタッフが1時間以上打ち合わせをして、79カットで構成されたというこのシーン、見応えがハンパなかったですね、まさに水上恒司さんの「魂の79カット」。

強盗はパトカーのサイレンを聞いて逃走しますが、ここで都成の「特殊能力」が炸裂するんです。

警察の事情聴取で、都成は強盗の左腕にあったメモを詳細に覚えていると証言し、彼が瞬間記憶の持ち主であることが明らかになるんですよ。

子どものころは神童と呼ばれていたという彼の能力が、今後のミステリーの核になることは間違いありません。

強盗事件は犯人が自首したということで一旦幕引きとなり、安堵した皆は新人の歓迎会に向かいますが、その裏では、謎の裏組織「バーミン」が暗躍しているシーンが並行して描かれ、不穏な空気が漂ったまま第1話は終了。

日常が崩れ始めた、その予感にゾクゾクさせられる幕開けでした!

シナントロープ(ドラマ)|1話の感想は面白い?つまらない?

いやはや、SNSでの熱狂ぶりは凄まじかったですね。

放送直後からX(旧Twitter)では「#シナントロープとんでもないです」がトレンド入りしたとか。

特に多かったのは、此元節全開の「会話劇の巧みさ」に対する賞賛です。

シーンとシーンが同じセリフやモチーフで繋がっていく演出は、まさに『オッドタクシー』の精神的続編とも言える構造で、僕のような考察好きにはたまらないギミックでした。

「セリフが繋がりながら場面が変わるのも今までにない感覚で面白かった」という感想には、心から同意です。

そして、主人公・都成が瞬間記憶能力者だと判明した瞬間、「すごい!!」「瞬間記憶かっけぇ」「天才やん」と、ネット上は騒然となりましたね。

若者8人全員が特殊能力持ちなのでは?という考察が早くも飛び交っていたのには笑っちゃいましたけれど、それくらいキャラクターが立っていたということです。

全体的な評価としては、「伏線が緻密で毎話考察したくなる」「青春の脆さとミステリーの緊張感が絶妙に融合している」という声が多数を占めています。

また、映像の雰囲気や、江﨑文武さんの劇伴(音楽)が不要なBGMを排した静かな緊張感を演出している点も好評でしたね。

重層的なミステリー構造は「三谷幸喜の群像劇を凌駕する洗練された構造」だと批評家も評価しているようで、これは期待しかありません!

シナントロープ(ドラマ)|1話キャスト・登場人物

このドラマの最大の魅力の一つは、やはり8人の若手実力派キャストが演じる個性的なキャラクターたちでしょう。

バーガーショップ「シナントロープ」で働く彼らは、まるで現代の若者の多様な側面を映し出しているようでした。

都成剣之介(水上恒司さん):見た目は冴えないけれど、その内に秘めた瞬間記憶という「天才」の能力と、水町への淡い想いが、彼の葛藤を際立たせています。彼の内省的な演技が、物語の深みを増していますね。

水町ことみ(山田杏奈さん):都成の想い人でありながら、強盗にも物怖じしない冷静沈着なヒロイン。実は「シマセゲラ」という謎の人物から殺害予告を受けているという、一番ミステリアスな存在です。彼女のクールな表情の裏に何が隠されているのか、気になって仕方ありません。

木場幹太(坂東龍汰さん):楽天家で、皆から「キバタン」と呼ばれているお調子者のフリーター。シリアスな展開の中で、彼のコミカルな動きやセリフがすごく良いバランスになっていて、場の重さを中和してくれています。

里見奈々(影山優佳さん):真面目なお嬢様大学生のアルバイト。第1話では強盗撃退の際に洗剤を受け渡すという重要な役割を果たしていましたが、几帳面さがお嬢様らしいですね。

他にも、心優しい漫画家志望の田丸哲也(望月歩さん)、エキセントリックなメンヘラ女子の室田環那(鳴海唯さん)、そしてレジで拳銃を突きつけられた無口な新人バイトの志沢匠(萩原護さん)、夢追うバンドマンの塚田竜馬(高橋侃さん)と、全員が複雑な人間模様を織りなしています。

そして忘れてはいけないのが、裏で暗躍する裏組織「バーミン」のメンバーたち。

冷徹なトップの折田浩平(染谷将太さん)が、葡萄を爆食いしているシーンの不気味さといったら!。このバーミンが、都成たちの日常にどう絡んでくるのか、染谷さんの演技も相まって、鳥肌ものです。

シナントロープ(ドラマ)|2話はどうなる?1話からの展開を予想・考察

■謎は深まるばかり!次回2話の展開を大胆予想&考察!

第1話は、伏線をこれでもかと張り巡らせた「導入」でしたが、もう次回から一気に物語が動き出しそうです。

第2話のタイトルは「歪みの始まり」。

いくつかの謎から、今後の展開を予想してみましょう。

1. 漫画『笑い者の風船』の秘密

バーガーショップの棚に、なぜか4巻までしかない漫画『笑い者の風船』。

実はこれ、全18巻まで刊行されているらしいんです。

第2話のあらすじを見ると、この漫画の続き(未刊行の5巻分)がバーガーに挟まれて店に届けられ、「次はお前だ」という脅迫めいたメモが添えられているとか。

この「風船」漫画は、16年前の都成らしき少年が読んでいるフラッシュバックシーンにも登場しており、都成の過去、あるいは事件全体を解くための重要な鍵となりそうです。

2. バーミンの目的と内通者の存在

裏組織「バーミン」のリーダー・折田は、「シナントロープの誰かが鍵」だと部下に語っているんですよね。

つまり、店員8人の中に、バーミンと繋がっている人間、あるいはバーミンの目的達成に必要な人物がいるということになります。

水町は殺害予告を受けている(シマセゲラ名義ですが、バーミンと関係がある可能性も)、そして新人バイトの志沢はレジで拳銃を突きつけられた上、「ハシビロコウ」というあだ名までつけられて、なんだか怪しい。

第2話では、水町の携帯にバーミンから「事件は終わっていない。協力しろ」というメッセージが届くようです。

この「協力」を迫られているのは誰なのか?

僕は、水町が脅迫されている当事者でありながら、実は強盗事件の裏側、つまりバーミンが狙う何かを知っているのではないかと予想しています。

3. 都成の瞬間記憶能力の活用

都成の特殊能力は、単なるギミックでは終わらないでしょう。

強盗の左腕のメモを完全に記憶している彼が、その記憶を辿ることで、事件の真相や裏組織の暗号を解読していく展開が待っているはず。

第2話では、歓迎会の後、都成が無意識に強盗犯の顔を思い出すシーンがあるようで、彼の「記憶」こそが、日常の歪みを加速させる引き金になるのではないでしょうか。

まとめ

第1話からこれほど謎と緊張感が詰まっているドラマは久しぶりです。

「一体何が起こっているのか?」と展開を追いかけているうちに、いつの間にか「シナントロープ」の世界に引きずり込まれている。

まさにプロデューサーの言葉通り、そんな不思議な魅力を持つ作品です。

あなたはどのキャラクターが一番怪しいと思いますか?

ぜひ、TVerなどで第1話を何度も見返して、都成と一緒に伏線狩りを楽しんでみてくださいね!

最後までお付き合いいただいてありがとうございました。