台風22号(ハーロン)2025|windy予想は?沖縄の影響、飛行機(JAL/ANA)の欠航・払い戻しは?

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Googleで「台風22号 ハーロン」と検索してこの記事にたどり着いた皆さん、こんにちは。

今、まさに気がかりな台風22号(ハーロン)の最新情報と、それに伴う飛行機や避難の不安について、防災のプロとしての視点と、一人の日本人として皆さんの安全を願う気持ちを込めて、詳しく解説していきます。

自然災害は他人事ではありません。

特に台風の動きは予報が変わりやすく、「もしも」に備えるための正しい知識を、一緒に確認していきましょう。

■目次

台風22号の現在の様子

■ハーロンの現在地と今後の動向

今、台風22号(ハーロン)は、小笠原諸島の父島の南の海上で、ほとんど動きを止めている状況です。

この台風の名前「ハーロン」は、ベトナムが提案した名前で、美しいハロン湾に由来しているそうですね。

そんな優雅な名前とは裏腹に、この台風は今後、厄介な動きを見せる可能性が高いんです。

まずは発達しながらゆっくりと西寄りに進み、その後、8日(水)以降には進路を北寄りに変え、日本の南の海上で右回りにUターンする見込みなんですよ。

しかも、このまま発達に適した海域を進むため、9日(火)午前には「非常に強い台風」になると予想されています。

特に気がかりなのは、この進路予想の不確実性が非常に大きいということです。

予報円がまだ大きく、進路や速度の予想に幅がある状況なんですよね。

進路次第では、南西諸島から西日本、そして東日本の太平洋側にかけて、広範囲で荒れた天気となる恐れがあるため、本当に最新の情報から目を離さないようにしてください。

私も個人的に、秋の台風は急速に発達したり、予測が難しい動きをしたりすることが多いので、特に警戒しています。

台風22号(ハーロン)たまご2025|windy予想は?

■Windyは信用できる?気象庁との使い分け

台風情報を確認するツールとして、最近は「Windy(ウィンディ)」が話題になることが多いですよね。

「海外の予報の方が当たるんじゃないか」と気になって検索した方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、知りたい情報に応じて、気象庁とWindyを上手に使い分けるのが賢明です。

Windyは、チェコの会社が運営する気象情報サイトで、スマホアプリもあり、世界中の気象情報をリアルタイムで視覚的に見られるのが大きな特徴です。

なぜWindyの予報精度が高いと言われるかというと、世界トップクラスの予測精度を誇る「ECMWF(ヨーロッパ中期予報センター)」の気象情報などを基に提供されているからです。

日本の気象庁の資料でも、台風進路の予測精度においてECMWFが優れていると示されています。

Windyは、気象庁が5日後までしか予報を確認できないのに対し、10日後まで予報を確認できる点も、先の予定を立てたい場合に非常に有用です。

しかし、忘れてはいけないのが、日本国内において、気象警報や注意報といった防災情報を確認する際には、国として気象庁を確認することを推奨しているということです。

Windyでも警報は確認できますが、細かい地域までは対応していないんですよ。

ですから、先の予報や視覚的な情報を広く見たい場合はWindy、そして今、自分の住んでいる地域に迫っている危険や、警報・注意報を確認したい場合は気象庁、と使い分けるのがベストな情報収集術だと私は考えています。

どのサイトもあくまで「予測」なので、時には外れることもあります。

もし予報がサイトによって異なったとしても、「どちらの進路をとっても大丈夫なように備える」という心構えが、何よりも大切になりますね。

台風22号(ハーロン)たまご2025|飛行機(JAL/ANA)の欠航の目安

■飛行機欠航の決定打は横風

今回の台風で旅行や出張を予定している方は、飛行機が飛ぶかどうか、気が気ではないでしょう。

まず知っておいていただきたいのは、「風速何メートル以上なら欠航」といった、数値でわかる明確な基準は存在しないということです。

飛行機の欠航は、出発地と到着地の天候、滑走路の風速・風向きなどを総合的に考慮し、各航空会社が独自に判断します。

その判断材料の中で、特に重要となるのが、離着陸時の滑走路の「横風」の強さです。

飛行機は構造上、進行方向からの向かい風には比較的強いのですが、真横から吹き付ける横風にはとても弱いんですよ。

一般的に、横風が15m/sから20m/sを超えると、運航に影響が出ると考えられています。

「台風だから絶対に欠航だ」と思いがちですが、実は台風シーズンの国内線欠航率はJALで2.34%、ANAで2.16%程度と、そこまで高くありません。

ただし、これはあくまで平均の数字。

2019年の台風19号のように、大規模な台風が接近・上陸した際は、2,000便以上が欠航になった事例もあります。

もし台風が航路の途中にあっても、離着陸に影響がなければ、飛行機はルートを変更して台風を避けることができるので、運航が可能な場合もありますよ。

台風22号(ハーロン)たまご2025|飛行機(JAL/ANA)の欠航・払い戻しは?

■欠航時の対応と費用負担のリアル

残念ながら欠航が決まってしまった場合、どうすればいいのでしょうか。

まずは落ち着いて、迅速に行動することが重要です。

台風や悪天候が原因で欠航となった場合、ほとんどの航空会社で無料でチケットの振替または料金の払い戻しを受けることができます。

払い戻しの場合、取消手数料はかからないケースが多いです。

振替を希望するなら、基本的に同じ航空会社の別の便に振り替えることになります。

JALとANAのような大手航空会社は、連帯運送契約を結んでいるため相互に振り替えられる場合もありますが、LCC(格安航空会社)は振替便の数が少ないため、当日の移動が難しく、翌日以降になる可能性が高いです。

そして、私が皆さんに一番注意していただきたいのが、予期せぬ宿泊費や交通費の負担についてです。

台風や悪天候による欠航は、航空会社に責任がない「不可抗力」とみなされます。

そのため、欠航によって翌日の便に振り替えた場合など、現地で発生したホテルの延泊代金や、空港とホテル間の交通費、食事代などは、原則として旅行者の自己負担となってしまいます。

「航空会社が手配してくれるはず」という思い込みは禁物です。

私も過去に台風で帰れなくなったお客様が、夜中に空港カウンターで途方に暮れている姿を見て心を痛めました。

もし欠航が決まったら、迅速に宿泊先の確保と航空会社への連絡を優先しましょう。

時間に余裕があれば、混雑する空港カウンターやコールセンターではなく、ウェブサイトから手続きをする方がスムーズに進むことも多いですよ。

ちなみに、万が一に備えて「航空機遅延費用等担保特約」が付帯できる海外旅行保険などに加入しておくと、こうした急な出費を補償してくれる場合があるので安心です。

台風の影響で避難が必要になった場合

■避難の判断と「避難場所」の種類

台風が接近し、大雨や暴風が予想される場合、最も重要なのは「命を守る行動」です。

避難が必要になった際に戸惑わないよう、避難の基本を確認しておきましょう。

自治体から「高齢者等避難」(警戒レベル3)や「避難指示」(警戒レベル4)といった避難情報が発令されたら、ただちに行動しなければなりません。

特に、少しでも危険を感じたら、自治体の指示を待たずに自分の判断で避難することが大切です。

「まだ大丈夫だろう」という油断が命取りになります。

ここで、よく混同されがちな「避難場所」と「避難所」の違いを理解しておきましょう。

指定緊急避難場所というのは、洪水や土砂災害、津波など、災害の種類ごとに「緊急的に命を守るために逃げ込む場所」です。

具体的には、学校のグラウンドや公園など、屋外にあるケースが多いです。

一方、指定避難所は、自宅を失った人などが「災害の危険性がなくなるまで一時的に滞在し、生活する施設」で、建物の屋内が指定されます。

例えば、自宅の最寄りの避難所が川の近くにある場合、それは「地震の時の避難所」であって、洪水や土砂災害時には使えない可能性があるため、必ずハザードマップ(洪水ハザードマップなど)で自分の地域のリスクを確認してください

避難する際は、運動靴を履いて動きやすい格好で。

長靴は水が入るとかえって動きづらくなりますよ。

そして、非常用持ち出し袋はリュックにまとめて、両手が自由に使えるようにしておきましょう。

荷物は多すぎると逃げ遅れの原因にもなりかねないので、緊急避難用としてまずは「1日程度」の最小限のもの(下着は多めに!)を目安に準備してください。

まとめ

私は災害対策に情熱を燃やす一人のブロガーとして、皆さんが万全の備えをして、今回の台風を乗り越えられるよう心から願っています。

最新情報に注意し、安全を最優先に行動しましょう。