お疲れ様です!『薫る花は凛と咲く』の情報を探しに来てくださった方、ようこそ。
この作品の魅力に取り憑かれ、アニメが終わって「次はどうなるんだ!?」と興奮冷めやらぬ夜を過ごしているのは、きっとあなただけじゃないはずです。
私も毎週、凛太郎と薫子、そして彼らを取り巻く友人たちの優しさに浄化されまくっているオタクの一人です。
今回は、あなたが今一番知りたいであろう、アニメ1期の内容から、気になる2期の可能性、そして原作のどこまで進んでいるのかを、愛と情熱を込めて考察していきましょう!
ぜひ最後までお付き合いください!
※ネタバレ注意
■目次
- 『薫る花は凛と咲く』の概要
- 薫る花は凛と咲く(アニメ)1期は二人の心の距離が縮まる“始まり”の物語
- 薫る花は凛と咲く(アニメ)1期は原作何巻まで?続きは何巻から?
- 薫る花は凛と咲く(アニメ)2期・続編は?
- 薫る花は凛と咲く(アニメ)2期・続編はいつ放送される?制作期間を予想
- まとめ
『薫る花は凛と咲く』の概要
まず、この心が洗われるような物語がどんな作品なのか、基本情報を改めて確認しておきましょう。
『薫る花は凛と咲く』は、三香見サカ先生が「マガジンポケット」(マガポケ)で2021年10月21日から連載している、青春・学園ラブコメディです。
この作品が凄いのは、連載当初からコアなファンに熱く支持され、瞬く間に人気作の仲間入りを果たした点です。
「次にくるマンガ大賞2022」でWebマンガ部門第6位、「みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」では第2位と、アニメ化前からそのポテンシャルは折り紙付きでした。
物語の舞台は、馬鹿が集まると言われる底辺男子校「都立千鳥高等学校」と、由緒正しきお嬢様校「私立桔梗学園女子高等学校」という、隣接しながらも徹底的に反目し合う二つの学校です。
強面で大柄なため周囲に恐れられがちな千鳥高校の紬凛太郎(つむぎ りんたろう)が、実家のケーキ屋で、自分を全く怖がらない桔梗女子の和栗薫子(わぐり かおるこ)と出会うことで、二人の「近くて遠い」青春の日々が始まります。
マガポケ作品の中では珍しく、コメディ要素は薄めで、主人公二人の純愛と、彼らを取り巻く友情や家族愛が非常に丁寧に描かれているのが特徴です。
そして、待ち望まれたテレビアニメは、2025年7月5日(土)の深夜から、TOKYO MXほかで放送が始まりました。
制作は、繊細な心情描写に定評のあるCloverWorksが担当しており、アニメでは原作の柔らかな空気感や、言葉にならない心の機微が、映像と音によってさらに深く表現されています。
薫る花は凛と咲く(アニメ)1期は二人の心の距離が縮まる“始まり”の物語
現在放送中のアニメ1期(全13話予定)は、本当に毎週、心が浄化されるような時間でしたよね。
特に、凛太郎が薫子と出会い、初めて自分を否定しない存在に触れ、少しずつ壁を壊していく過程は、何度見ても胸が熱くなります。
1期で描かれたのは、まさに凛太郎と薫子の関係性の「序章」です。
最初は凛太郎が自分の容姿や学校を気に病み、薫子も桔梗の生徒として彼と関わることに葛藤を抱えていました。
しかし、勉強会や初めての水族館デートを通して、二人は敬語をやめて親しくなり、「好き」という気持ちが明確になっていくんです。
個人的に胸を打たれたのは、薫子の幼馴染である保科昴(ほしな すばる)の存在です。
昴は最初こそ千鳥を毛嫌いし、凛太郎を露骨に敵視していましたが、凛太郎が薫子を大切に思う気持ち、そして何よりも薫子のまっすぐな優しさに触れて、自らの偏見や過去のトラウマを乗り越えようと勇気を出す姿は、本当に感動的でした。
そして、第12話では、夏休みに皆で海に行った際、凛太郎が線香花火をしながら思わず薫子に「好きです」と告白するシーンで幕を閉じましたよね!
あの無意識にこぼれた一言、たまらなかったです…!
薫子のおかげで「色々な事に向き合おうと思えた」凛太郎の、純粋な感情が溢れ出た最高の瞬間でした。
最終話である第13話では、この告白を受けて、原作の夏祭りでの正式な交際開始までが描かれると予想されます。この瞬間を見届けるために、私たちは毎週毎週、生きてきたと言っても過言ではありません(大袈裟)。
薫る花は凛と咲く(アニメ)1期は原作何巻まで?続きは何巻から?
さて、アニメの続きが気になって原作漫画を手に取りたい方も多いでしょう。
アニメ1期(全13話)は、原作漫画の比較的序盤に絞って丁寧に描かれています。
結論から言うと、アニメ1期は原作コミックスの第1巻から第4巻あたり、または第6巻の前半までを描いていると予想されています。
特に、制作サイドは凛太郎と薫子の関係性が大きく動き出す第29話前後で区切りをつける形を基本としつつ、PVに登場した「赤い傘のシーン」が第40話付近(4巻の終わり)に該当するため、そこまで描く可能性が高いと見られていました。
もし第13話(最終話)で凛太郎と薫子が正式に付き合い始めるところまで描かれるなら、その範囲は原作の第6巻前半(第41話?第42話あたり)までとなります。
もしあなたがアニメ第11話(「ぬくもりのひとくち」)まで視聴済みであれば、このエピソードは漫画の5巻に収録されている31話「ケーキの感想」までの内容でした。
ですから、漫画の5巻に収録されている32話「夏休みの過ごし方」から読み始めれば、アニメの続きの流れを違和感なく楽しむことができるはずです。
アニメと漫画で大きな違いはありませんが、漫画ならではの柔らかく素朴な絵柄で、ストーリーをノーカットで楽しむのも最高ですよ。
薫る花は凛と咲く(アニメ)2期・続編は?
■2期制作の可能性は?原作人気や海外評価から考察
1期があまりにも素晴らしかったので、「この続きをぜひともアニメで見たい!」と誰もが願っているはずです。
では、アニメ『薫る花は凛と咲く』の続編(第2期)が制作される可能性はどうなのでしょうか?
私は、その可能性は非常に高いと考えています。
アニメの続編制作は「製作委員会が儲かるかどうか」が大きな判断基準になりますが、この作品はすでにいくつかの成功条件を満たしているからです。
- 原作のストックが十分にある 原作漫画は2025年9月時点で最新19巻まで刊行されており、1期で描かれた範囲は序盤です。2期を制作しても、原作のストックは全く問題ありません。
- 原作の人気が圧倒的 アニメ放送前で既に累計発行部数500万部以上、2025年9月時点では750万部を突破しています。これだけ原作が売れている作品は、続編制作につながる可能性が非常に高いんです。
- 海外での評価が非常に高い 最近のアニメは海外の配信での評価が重要ですが、『薫る花は凛と咲く』は海外でも「上の上」レベルで大人気です。海外アニメランキングサイト「Anime Trending」ではウィークリー1位にランクインするなど、国際的な人気が爆発しています。
- ファンからの支持も厚い 公式X(旧Twitter)のフォロワー数も12万フォロワー超えと、新作アニメとしてはトップクラスの数字を叩き出しており、続編を望む声は非常に大きいです。
これらの状況を踏まえると、円盤(BD/DVD)の売上を待たずとも、2期制作へのゴーサインが出るメリットは十分にあると言えるでしょう。
もし2期が制作されれば、1期で区切りをつけた後(4巻/6巻以降)の、文化祭編や修学旅行編など、ファン人気が高くアニメ映えするエピソードが映像化される可能性があります。特に、絢斗の夢への決意や、朔と昴の関係性の進展といった、恋愛以外の青春群像劇の部分も深掘りされるので、本当に楽しみです。
薫る花は凛と咲く(アニメ)2期・続編はいつ放送される?制作期間を予想
では、気になる「もし2期が放送されるとしたらいつ頃か?」という点について考えてみましょう。
現在、公式から2期の制作決定の発表はまだありません。
アニメの制作には、最低でも1年という期間が必要になります。これは作画だけでなく、企画(プリプロダクション)や資金調達、放送枠の確保など、多くの過程を経る必要があるからです。
もし、1期の放送中に水面下で2期制作の計画が進んでいたとしても、一般的に続編が制作されるまでの期間は1年?2年程度が目安となります。
例えば、1期の評判を見てから制作が決定するパターンだと、準備期間を含めて2?3年後になることが多い。
ただ、『薫る花は凛と咲く』のように原作ストックが豊富で、CloverWorksによる制作、そして国際的な人気が確固たるものになっている作品は、比較的早く続編が発表される傾向があります。
したがって、最も早くて2026年中に発表があり、2027年頃に放送されるというのが、現実的なラインではないでしょうか。
もちろん、「ハレの日に」のジャケットカットが原作64話のシーンだったため、企画段階で既に2期以降が視野に入っていた可能性もあります。その場合、2026年後半にサプライズ放送という夢も見てしまいますね!
まとめ
この作品の描く繊細で温かい青春の時間は、1クールだけで終わらせるにはあまりにも惜しいです。我々ファンは、円盤やグッズの購入、そして配信で何度も視聴して、制作委員会を全力で応援し、続編の決定を心待ちにしましょう!
私も、凛太郎と薫子がこれから歩む道のりを、アニメで見届けられる日を信じています。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました。