KB5060842バグ・不具合は?アップデート・インストールが終わらない・進まない?

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皆さん、こんにちは!

いよいよ6月のWindows 11大型アップデート、KB5060842がやってきましたね!

毎月恒例のセキュリティパッチではあるものの、今回は新機能もたっぷり、そして何より「アップデートが降ってこない!」なんて声も聞こえてきているので、皆さんの気になる情報を、情熱を込めて解説していきますよ。

きっとこの記事が、皆さんのWindowsライフをさらに快適にする一助になれば嬉しいです。

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KB5060842|Windows Update 2025年6月版、ココがすごい!

今回のKB5060842は、Windows 11バージョン24H2向けの更新プログラムで、OSビルドは26100.4349に上がります。

セキュリティアップデートとしてはもちろん強制適用されるものですが、個人的には今回のアップデートには「お、やるじゃん!」と思わせる新機能がいくつか含まれています。

それでは早速、注目の新機能を見ていきましょう。

まず一番大きな変更点といえば、「システムの復元」の復元ポイント保存期間が60日になったことです。

これはWindows 11バージョン24H2以降で適用される変更で、これまでは無期限だったものが、最大2ヶ月間しか保持されなくなります。

大切なデータは別途バックアップを取るなど、より一層の注意が必要になりますね。

個人的には、この変更はちょっと驚きましたね。

そして、多くの人が注目しているであろうCopilot関連の機能強化です。

なんと、かつてCortanaのショートカットだったWin+CキーがCopilotを開くショートカットとして復活しました。

これは地味に嬉しい変更ですよね。

さらに、このWin+Cショートカットは、設定からChatGPTやPerplexityといった他のAIアプリに割り当てることも可能になったんですよ。

AI機能に情熱を燃やしている僕としては、これはもう試すしかないですよね。

また、Copilotには音声モードが追加され、Win+Cキーを長押しするか、Copilot+ PCではCopilotキーを長押しすることで、声でCopilotと対話できるようになりました。

まるでSFの世界にいるみたいで、僕もワクワクが止まりません。

デバイス間の連携も強化されています。

「クロスデバイス連携」機能が追加され、スマートフォン(iOSやAndroid)でOneDrive上のファイルを編集した後、5分以内にPCをロック解除すると、「作業を再開しますか?」という通知が出て、すぐにPCで作業を継続できるようになったんです。

これはAppleのContinuityっぽい機能で、未来を感じますよね。

ただ、正直なところ、僕が試した限りではまだ少し不安定な部分も見受けられますが、将来的にはSpotifyの再生なども引き継げるようになる予定なので、期待したいですね。

他にも、個人的に注目しているのが「Energy Saver」機能です。

IT管理者がグループポリシーやIntune経由で省エネ設定を管理できるようになる機能ですが、これはバッテリー寿命の延長や環境負荷の低減にも繋がるので、企業で多くのPCを管理している方には朗報でしょう。

グラフィック関連では、HDR設定の管理がより細かくなりました。

「HDRを使用」のラベルが分かりやすくなったり、HDRがオフの状態でもHDRビデオをストリーミングできるようになるなど、ディスプレイ環境を追求したい人にはたまらないアップデートですよ。

特にDolby Vision搭載PCでは、HDRとは別にDolby Visionをオンオフできるスイッチが追加されたのは、素晴らしい改善だと思います。

「Narrator」機能も進化し、AIによる画像説明機能がCopilot+ PCで利用できるようになりました。

Ctrl + Windowsキー + EnterでNarratorを起動し、Narratorキー + Ctrl + Dで画像説明が聞けるようになるので、視覚に障がいのある方にとっては、デジタルコンテンツへのアクセスが格段に向上するはずです。

Windows Searchも賢くなりました。

設定を探す際に、「テーマを変更」や「PCについて」といった自然な言葉で検索できるようになり、正確な設定名を覚えなくても済むようになりました。

これはまさに、僕たちが求めていた改善ですよね。

また、EEA(欧州経済領域)向けですが、タスクバーの検索ボックスからクラウドに保存された写真(例:「ヨーロッパの城」や「夏のピクニック」)を検索できる機能も追加されています。

これはCopilot+ PCから順次展開されるとのことなので、今後の展開が楽しみです。

最後に、地味に嬉しいのが設定画面の改善です。

「設定」>「システム」>「バージョン情報」によくある質問(FAQ)セクションが追加されたり、プリンターの名前変更ダイアログがWindows 11のデザインに統一されたりしています。

さらに、マウス設定が「設定」>「アクセシビリティ」>「マウスとマウスポインターとタッチ」から直接アクセスできるようになり、コントロールパネルを開く手間が省けるのは、日々の操作において大きな改善だと感じています。

今回のアップデートでは、AIコンポーネント(Image Search、Content Extraction、Semantic Analysis)もバージョン1.2505.838.0に更新されています。

オフラインインストーラー(.msuファイル)のサイズが3GBとかなり大きいのは、AIモデルがバンドルされているからなんですね。

MicrosoftはAIモデルをオフラインインストーラーから分離する方法をまだ確立できていないようですが、以前の4GBから3GBに減っただけでも努力は感じられます。

もし通信量やストレージ容量を節約したいなら、Windows Update経由でのインストールをおすすめします。

KB5060842|これで一安心!煩わしいバグが解消!

新機能も魅力ですが、今回のアップデートでは多くのバグが修正され、システム全体の安定性が向上しています。

個人的には、こうした地道な改善こそ、Windowsを快適に使う上で最も重要だと思っています。

まず、Windows Hello for BusinessのKey Trustモデル使用時、自己署名証明書でサインインできない問題が修正されました。

企業ユーザーの方には朗報ですよ。

これでスムーズにWindows Helloが使えるようになりますね。

また、BitLocker関連の不具合も解消されています。

リムーバブルドライブにBitLockerを設定しているデバイスで、スリープからの復帰やハイブリッドブート後にブルースクリーンエラーが発生する問題が修正されました。

さらに、BitLocker PINや回復キーの画面がゆっくり表示される問題も改善されているので、起動時のストレスが減るのは嬉しいポイントです。

ゲームユーザーの方にも朗報です。

24H2へのアップグレード後、一部のゲームタイトルが応答しなくなる問題が修正されました。

GPUメモリリーク(過剰な使用量)の不具合も解消されているので、これでより快適なゲーム体験が期待できます。

パフォーマンス関連では、Input Serviceにおけるメモリ使用量の増加問題が修正されました。

これにより、マルチユーザー、多言語、リモートデスクトップといった環境でのパフォーマンス低下が改善されるとのことです。

気づいたらメモリがパンパン!なんて現象も、これで少なくなるかもしれませんね。

その他、一部のUSBデバイスが再起動まで「切断済み」と表示されて動作しない問題や、ネットワークから切断された後にエクスプローラーの検索が機能しなくなる問題も修正されています。

細かな部分ですが、こうした修正が日々のPC操作の快適さに繋がるんですよね。

KB5060842|まさかの落とし穴?アップデート後の注意点

今回のKB5060842は、全体的に多くの改善を含んでいますが、残念ながら既知の不具合も報告されています。

特に注意したいのが、Notoフォントに関連する問題です。

Chromiumベースのブラウザ(Microsoft EdgeやGoogle Chromeなど)で、96DPI(100%スケーリング)設定にしていると、CJK(中国語、日本語、韓国語)のテキストがぼやけて、または不明瞭に表示されるという報告があるんです。

これは今年の3月プレビューアップデートで導入されたNotoフォントが原因のようで、ピクセル密度の制限によって文字の鮮明さや配置が損なわれることがあるためとされています。

日本語ユーザーとしては見過ごせない問題ですね。

一時的な対処法として、ディスプレイのスケーリングを125%または150%に上げることで、テキストの鮮明さが向上するとのことです。

Microsoftもこの問題を調査中で、今後の情報提供が待たれます。

早く根本解決してほしいものです。

KB5060842|あれ?アップデートが来ない?そんな時は焦らず確認を!

今回のKB5060842、実は僕の愛機にもなかなか降ってこなくて、少し焦りました。

皆さんのPCではどうでしたか?

もし「まだ更新が来てないんだけど…」という方がいたら、まずは焦らず、以下の点を確認してみてください。

今回のKB5060842は、Windows 11バージョン24H2を実行している一部のPC環境で、互換性の問題が確認されており、段階的に展開されているそうです。

なので、もしかしたら皆さんのPCがその影響を受けているかもしれません。

Microsoftによると、影響を受けているデバイスには2025年6月11日中に修正版のアップデートが配信されるとのことなので、もう少し待ってみるのが賢明ですよ。

また、Microsoft Updateカタログから手動でダウンロードしてインストールしようとしても、現時点(2025年6月11日午前4時40分時点)ではエラーが発生してインストールできない、という報告もあります。

なので、無理に手動でインストールしようとせず、まずは自動配信を待つのが良いでしょう。

それでも、アップデートがなかなか進まない、あるいはダウンロードが途中で止まってしまうという場合、一般的なWindows Updateのトラブルシューティングが役立つことがあります。

一番大切なのは、「進捗状況を確認して、じっくりと待つ」ことです。

Windows Updateって、本当に気長に待つのが一番の薬なんですよ。

大規模な更新プログラムは、数時間かかることも珍しくありません。

不安になる気持ちはよく分かりますが、変にパソコンを操作したり、強制終了したりするのは、かえってシステムを壊してしまうリスクを高めてしまうので、絶対に避けてくださいね。

次に確認してほしいのが、パソコンの空き容量です。

今回のアップデートは、オフラインインストーラーで3GBもあるくらい、結構な容量を使います。

Cドライブの空き容量が不足していると、更新プログラムのダウンロードやインストールが進まなくなってしまいます。

定期的にディスクのクリーンアップを行ったり、不要なファイルを削除したりして、十分な空き容量を確保しましょう。

ネットワーク環境の不安定さも、アップデートが進まないよくある原因の一つです。

Wi-Fiルーターの再起動や、有線LANケーブルの抜き差しを試して、ネットワーク環境をリフレッシュしてみてください。

通信速度が不十分な場合も考えられるので、可能であればインターネット速度テストで確認してみるのも良いでしょう。

まれに、セキュリティソフトがWindows Updateの邪魔をしているケースもあります。

導入しているセキュリティソフトのファイアウォールを一時的にオフにしてみるのも一つの手です。

ただし、セキュリティ上のリスクが高まるので、アップデートが完了したら必ず元の設定に戻すのを忘れないでくださいね。

もしWindowsのシステムファイルが破損している場合も、アップデートはうまくいきません。

まずはWindowsに内蔵されている「トラブルシューティングツール」を実行してみてください。

これで問題が検出されれば、自動的に修復してくれることもあります。

それでもダメなら、少し上級者向けですが、コマンドプロンプトから「sfc /scannow」やDISMコマンドを使って、システムファイルの修復を試してみる価値はあります。

また、「アップデートが保留中」と表示されている場合は、手動でインストールを促すことができます。

「設定」>「更新とセキュリティ」>「Windows Update」に進んで、「今すぐインストール」や「今すぐ再起動」のボタンが表示されていれば、それをクリックしてみてください。

もし、どうしてもアップデートが進まない、あるいはダウンロードが0%や20%で止まってしまうといった場合は、セーフモードでアップデートを試してみるのも有効です。

セーフモードは必要最低限の機能だけでWindowsを起動するので、他のアプリやドライバとの競合を避けることができます。

そして、最後にハードウェアの限界という悲しい現実も考慮しなければなりません。

長く使っている愛機の場合、たとえ購入当時は高性能だったとしても、最新のWindows Updateに必要な処理能力が追いつかなくなることもあります。

特にHDD搭載のPCだと、アップデートに非常に時間がかかったり、失敗する頻度が高かったりする傾向があります。

もし頻繁にアップデートでつまづくようであれば、SSDへの換装や、新しいPCへの買い替えを検討してみる時期かもしれません。

再起動中の強制終了は絶対に避けてくださいね!

これはシステムファイルが破損し、PCが起動しなくなる最大の原因の一つです。

いくら待っても進まないからといって、電源ボタン長押しで強制終了するのは、本当に最終手段中の最終手段です。

また、アップデートをしないという選択肢は基本的にありません。

セキュリティの脆弱性やシステムバグの修正が含まれているため、更新しないままでいると、ウイルス感染のリスクが高まったり、OSが不安定になったりする可能性が大いにあります。

Windowsを使い続ける限り、アップデートとは上手に付き合っていく必要がありますよ。

まとめ

今回のKB5060842は、新機能の追加と多数のバグ修正が施された重要なアップデートです。

個人的には、Copilotの進化と細かいUI改善に期待を寄せています。

もしアップデートで何か問題が起きたら、焦らずにこの記事で紹介した対処法を試してみてくださいね。

これからもWindows Updateとの戦いは続きますが、皆さんも頑張っていきましょう!

何か困ったことがあったら、またいつでも僕のブログに遊びに来てください。