Indesign不具合・編集できない！「モーダルダイアログまたは警告がアクティブ」

お疲れ様です、DTPの戦士たちよ。

今、このブログにたどり着いたあなたは、きっと血の気が引くような事態に直面しているはずです。

私もInDesignを心から愛する一人として、この状況がどれほど恐ろしく、そして腹立たしいものか、痛いほど理解しています。

「モーダルダイアログまたは警告がアクティブなために、要求された操作を処理できません。」

まさか、よりによって入稿直前でこの警告が出るとは、冗談じゃないですよね。

私もSNSやフォーラムを駆け回り、この最新の激ヤバ不具合について情報を集めましたので、まずは落ち着いて、一緒に解決への道を探りましょう。

■目次

Indesign不具合・編集できない！「モーダルダイアログまたは警告がアクティブ」

この現象が起きている時、InDesignは開いているのに、まるで魂が抜けたかのように何も操作できなくなります。

ファイル自体は画面上に表示されるのに、ツールパネルをクリックしても、テキストを選択しようとしても、全く反応がない状態です。

そして何より困るのは、InDesign自体を正常に終了できないことです。

「ファイル」メニューから「終了」を選んでも無視されるため、作業を諦めるには強制終了するしかないという、なんとも乱暴な状態です。

もちろん、PDF書き出しなど、本来なら最も必要な操作も一切受け付けてくれません。

しかもこの症状は、特定のデータだけでなく、他のInDesignファイルや、新しく作成しようとしたドキュメントでも発生するというのですから、これは完全にアプリ側の問題、つまりAdobeからの新しい厄介な置き土産だと断言できます。

使用環境はCC2025または2026、特にMacの最新OS（Sequoia 15.5など）で2025年11月頃から報告が集中しています。

Indesign編集できない原因は？「モーダルダイアログまたは警告がアクティブ」

この「モーダルダイアログまたは警告がアクティブ」というメッセージの裏には、目に見えない何らかのウィンドウや認証プロセスが、InDesignの操作をすべてブロックしている状況が隠されています。

「モーダルダイアログ」とは、それが閉じられるまで他の操作を受け付けないウィンドウのことで、InDesignは今、ユーザーには見えないそのダイアログがアクティブになっていると認識しているわけです。

なぜこれが起きるのかというと、近年のInDesignは「Share for Review」機能やAdobe Creative Cloudとの連携、フォントの同期など、ネットワークを通じた機能が多く組み込まれており、そのネットワーク認証や通信のプロセスが、特定の環境でエラーを起こしてしまっている可能性が極めて高いです。

特に、2025年11月現在、InDesign 2025（v20.0/20.1）や2026（v21.0）は、Mac環境（M1/M2/M3チップ搭載機など）でクラッシュや動作遅延が頻発することが広く報告されている、不安定なバージョンです。

今回の問題は、この不安定さに加えて、起動時のクラウド認証や同期の失敗が重なり、アプリケーションが身動きが取れない状態に陥っていると考えるのが自然です。

まるで、裏で誰かがあなたに話しかけているのに、その声が聞こえないから何も応じられないという、サイレントヒルのような状況だと思ってください。

Indesign編集できない対処法は？「モーダルダイアログまたは警告がアクティブ」

もし今、あなたが仕事に戻るために一秒でも早くInDesignを動かしたいなら、真っ先に試すべきなのはネットワーク接続を遮断することです。

これは、緊急で情報を求めているユーザーさんたちから、最も速く、そして効果があったと報告されている、命綱とも言える解決策だからです。

1. Wi-FiまたはLANケーブルを切断する

今すぐ、Wi-Fiをオフにするか、LANケーブルを物理的に抜いてください。

インターネットへの接続を完全に遮断してから、InDesignを再起動してみてください。

ネットワークを切ることで、InDesignが起動時に行おうとする「Creative Cloudとの通信」や「オンライン認証」などのプロセスがスキップされ、目に見えない「モーダルダイアログ」の原因となる処理が強制的にキャンセルされる可能性があります。

実際に、この方法で警告が消えてInDesignが正常に動作し始めたという報告が複数寄せられています。

2. その他の安定性回復のための対処法

ネットワーク遮断で解決しなかった場合、または一時的に回避できた後に安定性を確保したい場合は、以下の対策を検討してください。

環境設定のリセット（プレファレンスの削除）

InDesignの動作が不安定になる原因として、環境設定ファイルの破損は非常に一般的です。

InDesignを終了した状態で、起動時にShift+Command+Option+Control (またはAlt) の全てのモディファイアキーを押しながら起動を試みるか、手動で環境設定ファイルを削除してください。

これにより、プログラムが初期設定に戻り、不具合の原因となる可能性のある古い設定や破損した設定がクリアされます。

サードパーティプラグインの一時停止

InDesign 2025では、特定のフォント管理プラグイン（例えばFontAgentなど）との間で、ファイルを開いたときにクラッシュやフリーズを引き起こすことが確認されています。

もし何らかの外部プラグインをインストールしている場合は、一時的にそれらをInDesignのプラグインフォルダから移動させて、再起動してみてください。

旧バージョンへのダウングレード

InDesign 2025/2026のバージョン自体が不安定でクラッシュ報告が多いため、急ぎの案件があるプロフェッショナルとしては、InDesign 2024 (19.5.1など)といった安定版にダウングレードするのが最も確実な策かもしれません。

Creative Cloudデスクトップアプリから簡単に旧バージョンをインストールできますが、最新バージョンで作成または変換されたファイルは、旧バージョンで開くために一度IDML形式で書き出す必要がある点に注意してください。

まとめ

今回の「モーダルダイアログがアクティブなために、要求された操作を処理できません。」という警告は、2025年11月現在、多くのユーザーが直面している切迫したアプリのバグである可能性が高いです。

あなたが抱えているデータが壊れたわけではなく、InDesignが一時的に機能停止しているだけなので、まずは落ち着いて、インターネット接続を遮断するという奇策を試してみてください。

私たちユーザーは、最高の品質と安定性を求めてサブスクリプション料金を支払っているのに、このような致命的なバグで作業が止まってしまうのは本当に理不尽で、Adobeには猛省を促したい気持ちでいっぱいです。

どうか、この緊急対処で難局を乗り切り、無事に入稿を完了できますように。

この不具合を乗り越えることができれば、あなたはさらにタフなDTPのプロフェッショナルとして進化できるはずです。