千昌夫、徹子の部屋に登場!波乱万丈の人生を深掘り
演歌界のレジェンド、千昌夫さんについて調べている皆さん、こんにちは!
徹子の部屋にご出演される大物芸能人の方って、本当に人生の濃さが違いますよね。
特に千昌夫さんといえば、「歌う不動産王」から「借金王」へ、そして見事に復活されたという、まるで映画のような波乱万丈の人生を送ってこられた方です。
今回は、千昌夫さんの知られざる経歴や、気になるご自宅、そして今の生活を支えるご家族の物語まで、ググっている皆さんが知りたい情報を深掘りしていきますよ。
■目次
千昌夫wiki|経歴
「歌う不動産王」千昌夫の波乱万丈な歩み
千昌夫さんの経歴は、そのヒット曲と同じくらいスケールが大きいんです。
本名を阿部健太郎さんという千さんは、岩手県陸前高田市の農家の次男として生まれました。
小学3年生の時に父を亡くされ、母が農作業や工場勤めをしながら3人兄弟を女手一つで育てたという、本当に苦労の多い幼少期を過ごされています。
「この貧乏から抜け出したい」という強い思いが、彼の人生の原動力になったことは間違いないでしょう。
私立水沢第一高校を中退して上京し、作曲家の遠藤実さんに弟子入り。
1965年に歌手デビューを果たしますが、本当に人生が大きく動いたのは、1967年頃にミリオンセラーとなった「星影のワルツ」の大ヒットからでした。
そして、1977年に発売され、1979年に大ヒットした「北国の春」は、アジア各国でも愛される国民歌謡となります。
歌手として成功を収めた千さんは、この「星影のワルツ」の印税を元手に、なんと22歳で不動産投資をスタートさせています。
1970年に仙台市郊外の山林5万坪を約2,000万円で購入したところ、東北新幹線の着工が決まり、地価が10倍に跳ね上がったという、もう信じられないようなサクセスストーリーから全てが始まりました。
1972年には「アベインターナショナル」を設立し、マンションや貸しビルなど110カ所もの賃貸物件を保有。
最盛期には総資産が2,000億~3,000億円にも達し、「歌う不動産王」と呼ばれる実業家として、歌手活動を休業して不動産業に専念するほどでした。
しかし、皆さんもご存知の通り、バブル崩壊とともに事態は一変します。
約2,500億円の借金を抱えたと報じられ、「歌う借金王」という不名誉な異名までついてしまうのですが、ここからの彼の復活劇に痺れちゃいますよね。
2000年には会社が経営破綻しますが、千さんは歌手活動を再開し、再生計画書で債権者と和解。
毎月10回以上コンサートを開くなど精力的に活動し、多額の借金を完済されたようです。
その底知れないバイタリティは、本当に尊敬します。
千昌夫|実家はどこ?
北国の春と岩手・陸前高田の家族愛
千昌夫さんの「北国の春」といえば、故郷への想いを歌った名曲ですが、彼の「実家」にも深い物語があります。
彼の故郷は、岩手県陸前高田市です。
幼い頃に父を亡くし、苦労して自分を育ててくれた母への想いが、千さんの人生の根本にありました。
売れない若手時代には、月給10万円のうち4万円を故郷の母に送金していたというエピソードには、胸が熱くなります。
スターになってからも、千さんは母を横浜の自宅に呼び寄せて一緒に暮らした時期がありましたが [82 (注釈 3)]、お母様は「最期は故郷で」という希望から岩手に帰郷されています [71 (注釈 3)]。
そして、2011年の東日本大震災では、陸前高田の実家に住むご家族も被災されました。
お母様は近所の人に助けられ、間一髪で津波から逃れることができたそうです。
この経験が、千さんのその後の活動に大きな影響を与え、「いっぽんの松」をリリースするなど、故郷への復興支援に尽力する姿は、本当に感動的でした。
千昌夫|自宅は豪邸?
借金返済後も豪邸?センス昌夫の私邸
「歌う不動産王」と呼ばれた千昌夫さんですから、自宅が豪邸だったのは想像に難くありません。
全盛期には、渋谷区広尾や横浜山手に、それぞれ推定20億円の豪邸を2軒も所有していたそうです。
特に広尾の家は、元ウガンダ大使公邸という地下1階、地上3階建ての豪華なもので、バブル期には時価30億円とも言われていました。
しかし、ご存知の借金問題で、これらの豪邸は泣く泣く売却されています。
では、現在の千昌夫さんの自宅はどうなっているのでしょうか?
情報によると、現在の拠点は東京郊外にあるとされており、おそらくかつて住んでいた横浜に近い場所ではないかと推測されています。
そして、借金を乗り越えた千さんの今の自宅も、やはり「豪邸」らしいのです!
2024年12月には、伍代夏子さんや石原詢子さんら演歌歌手の皆さんが千さんの自宅で忘年会をされた際、その邸宅のゴージャスさとハイセンスなインテリアに、皆が驚嘆したとブログなどで紹介されています。
なんと、そのハイセンスな内装は全て千さんの手によるもので、ご本人が自虐的に「センスが良かったんでしょうね。センス昌夫っていう」とジョークを飛ばすほど。
豪邸を失っても、再び豪邸に住まわれているという、千さんの人生の力強さと、建築やデザインへのこだわりが垣間見えますね。
千昌夫|年収・資産は?
資産2000億円から借金王へ!現在の収入
千昌夫さんの年収や資産は、彼の人生のアップダウンを象徴しています。
不動産事業が絶頂期だったバブル期には、総資産が2,000億円から3,000億円にも達していたと報じられています。
まさに「億昌夫」と呼ばれるほどの超大富豪でした。
しかし、バブル崩壊で一転して「歌う借金王」となり、最大で2,500億円、あるいは3,000億円超の負債を抱えました。
この借金返済に奔走していた1990年代は、歌手活動に専念したことで個人としての収入がピークを迎えており、1995年には推定で3億2,379万円もの年収を叩き出し、高額納税者番付で上位にランクインしています。
地方公演を年間200ヶ所以上行い、そのギャラで借金を返済するという、壮絶な日々を送られていたんですね。
最終的に、会社は負債総額1,034億円で経営破綻しますが、民事再生手続きにより「6年間で約1億5,000万円を返済する」という形で債権者と決着をつけ、その借金は完済したとされています。
現在の年収について正確な情報は公開されていませんが、2024年現在も新曲「喜寿祝い」をリリースするなど、精力的に活動を続けていることから、推定で1,000万円以上の安定した収入を得ていると考えられます。
過去の負債規模が大きすぎるため、現在の純粋な「資産額」は算出が難しいところですが、豪華な自宅で仲間を招いてパーティーを開けるほど、経済状況は安定していると見て間違いないでしょう。
千昌夫|孫は?
娘の結婚から見える孫の存在
千昌夫さんは、元タレントのジョーン・シェパードさんとの最初の結婚ではお子様はいませんでしたが、再婚相手である18歳年下のアメリカ人ダンサー、アマンダ・スタナードさんとの間に、2男2女の4人のお子様に恵まれています。
長女はナターシャさん、次女はモデルとしてデビューしたダニエラさん、長男はアレキサンダー太郎さん、そして次男は幼少期に白血病を患い治療のためにハワイに移住したローレンス健樹さんです。
そして、皆さんが一番気になる「孫」ですが、千昌夫さんにはいらっしゃいます!
2018年4月2日に『徹子の部屋』にご出演された際、長女のナターシャさんが28歳で結婚されたことを明かされており、2021年4月の放送では、初孫が誕生したことを語られています。
お孫さんは長女ナターシャさんの娘さんで、インディちゃんというお名前が報じられています。
ナターシャさんはハワイで結婚式を挙げられていますが、千さんはバージンロードを歩き、その時の感動が心の奥底から込み上げてきたそうです。
お孫さんのインディちゃんは、日本とアメリカ双方の血を受け継ぐ国際的な女の子で、千さんもすっかりおじいちゃんとしてメロメロの様子が伝わってきます。
音楽一家のインディちゃんは、祖父の自宅を訪れると、ピアノやギターに興味を示すそうで、千さんは「音を楽しむ心」を伝えているというエピソードに、私は胸を打たれました。
華やかな舞台の裏で、家族の絆を何よりも大切にされてきた千昌夫さんの温かい人柄が、お孫さんとの交流からも強く感じられますよね。