いやあ、今回の「能面検事」第5話、本当に痺れたね。
見てる間ずっと、次はどうなるんだってハラハラしっぱなしだったよ。
これまでの回も面白いと思って見てたけど、今回で一気に引き込まれた人も多いんじゃないかな。
まさかあんな真相が隠されていたなんて、想像もできなかったよ。
ぜひ最後までお付き合いください!
※当記事はネタバレに配慮して作成しています。
■目次
- 能面検事(ドラマ)wiki|5話までのストーリーの振り返り
- 能面検事(ドラマ)wiki|5話どんな話?
- 能面検事(ドラマ)|5話ストーリー解説
- 能面検事(ドラマ)|5話の感想は面白い?つまらない?
- 能面検事(ドラマ)|5話キャスト・登場人物
- まとめ
能面検事(ドラマ)wiki|5話までのストーリーの振り返り
能面検事(ドラマ)wiki|5話どんな話?
【公式サイト あらすじ をもとに解説】
引用:https://www.tv-tokyo.co.jp/noumenkenji/story/
岸和田市の贈収賄事件は、高峰仁誠(竹財輝之助)による文書改ざん疑惑により複雑化する。さらに荻山学園建設予定地の有力候補だった寺井町に何かあると踏んだ不破俊太郎(上川隆也)が、惣領美晴(吉谷彩子)と当該物件を調べたところ、20代男女の白骨死体を発見。遺された傷の状況から、他殺の可能性が高いことが判明する。
最高検刑事部 検事・折伏崇(宮川一朗太)は、近畿財務局の調整官・安田啓輔(少路勇介)が殺害し、死体を隠したと見ていた。高峰も事情を知っているに違いないと考えた折伏は、一連の捜査を引き取ろうとする。岬恭平(宇梶剛士)は不破に「手柄を横取りされる」と忠告するが、不破は自分の信念に基づいたやり方で捜査を進めていく。
身元の特定に奔走する不破と惣領。安田と高峰しか知りえない真実を追及するべく、不破は前代未聞の方法で真実を明らかにしようとする??。
寺井町に隠された衝撃的な秘密とは?そして白骨死体の身元を特定できるのか?
能面検事(ドラマ)|5話ストーリー解説
【公式サイトあらすじ、ニュースやX(旧twitter)投稿、感想ブログなどをもとに解説】
前回のラストで、不破検事(上川隆也)と惣領事務官(吉谷彩子)が寺井町の廃病院跡地で発見した二体の白骨死体。
その身元が今回判明したんだ。
それが、高峰検事(竹財輝之助)と安田調整官(少路勇介)が学生時代によく通っていた定食屋「一膳」で働いていた小春さん(祷キララ)と、その小春につきまとっていた田久保仁和(菅原けん)だったんだよね。
小春さんは胸に刺し傷があって、田久保は後頭部を殴られたことが死因と分かった。
ここからが、もうね、胸が苦しくなるような展開だったんだよ。
東京高裁の折伏検事(宮川一朗太)は、安田が殺して死体を隠したと見て、捜査を東京に引き取ろうとするんだけど、不破検事は一切気にせず、自分の信念で捜査を進めていくんだよね。
そして、不破検事は前代未聞の方法で真実を暴こうとする。
それが、高峰と安田を一緒に聴取することだったんだ。
二人は震災を経験した同志として、生きるのに必死だった当時のことを語り始める。
小春さんが田久保につきまとわれていることを知り、二人は彼女を送り届けるようになるんだけど、ある日、田久保が廃屋となった病院で小春さんを襲ったんだ。
そこに駆けつけた高峰と安田が見たのは、虫の息の小春さん。
彼女は「殺人犯の妹にしたくない」と、中学生の妹・実花(谷村美月)のために秘密にしてほしいと懇願して息を引き取ってしまうんだ。
だから、高峰と安田は二人の遺体を遺棄して、事件をなかったことにしたんだよ。
そして、実花にはできる限りのことをしようと、毎月現金を送り続けていた。
いやあ、この告白シーンは本当に切なかったな。
若気の至りと言ってしまえばそれまでだけど、彼らなりの「正義」だったんだよね。
でもね、これで終わりじゃないんだ。
不破検事は、実花のもとへ向かい、田久保を殺したのが実花ではないかと冷静に問い詰めるんだ。
凶器に実花の指紋があったこと、そして瀕死の小春さんが後頭部から田久保を殴ることは不可能だと考えたんだって。
その指摘に、実花は罪を認め、泣き崩れるんだよ。
まさか妹が真犯人だったとは、衝撃のどんでん返しだったね。
自分たちが守り抜いてきた秘密をあっさりと暴かれた高峰は、不破検事に「情はないのか?」と詰め寄り、怒りのあまり殴りつけてしまう。
でも、不破検事は冷静沈着に、殴られても表情一つ変えずに聴取を続けたんだ。
結局、不破検事は実花の殺人を不起訴にした。
惣領事務官は、未成年だったことや正当防衛だと思われたからか、と考えるんだけど、次席検事の岬恭平(宇梶剛士)は、不破検事が事件を一度表に出すことで、実花の肩の荷が下りると考えたんだろう、と推測するんだよね。
不破検事の過去が明らかになったのも、今回すごく重要だったよ。
若かりし頃の不破検事は、今の「能面」とは違って、感情をあらわにするタイプだったんだって。
でも20年前、それが裏目に出て、詐欺師に捜査情報を漏らしてしまい、そのせいで女性が一人殺されてしまったんだ。
それ以来、不破検事は能面のように感情を表に出さなくなったんだと。
この背景を知ると、彼の冷静さ、感情を排した「正義」へのこだわりが、より深く理解できた気がしたよ。
能面検事(ドラマ)|5話の感想は面白い?つまらない?
視聴者の感想も、やっぱり感情を揺さぶられた人が多かったみたいだね。
「切ない話だった」という声が本当に多かった。
本格的なリーガルミステリーとしてのクオリティが高いという評価も目立ったね。
テレビ東京がここまで骨太な法廷ドラマを作るのか、と驚きの声も聞こえてきたよ。
ただ、中学生の妹がストーカーを殴るシーンとか、設定や展開に一部無理があると感じた人もいたみたいだね。
正当防衛の描写とか、リアリティに疑問を呈する声もあったのは正直なところだ。
大阪が舞台なのに、犯人が関東出身の設定だったり、一部キャストの関西弁が不自然だと感じる人もいたみたいで、そこはちょっと残念だったかな。
でも、全体的には、上川隆也さんの演技は本当に絶賛されていたよ。
無表情なのに感情が伝わってくる、あの「能面検事」ならではの表現力が、ドラマの深みをさらに引き立てていたんだ。
ストーリーがただの事件解決にとどまらず、登場人物たちの心の動きや、それぞれの正義の形を描いているところに共感する人も多かったと思う。
特に、高峰と安田の友情とか、青春時代の過ちが20年以上も彼らを縛っていたっていうエモーショナルな側面も、このドラマの大きな魅力だよね。
能面検事(ドラマ)|5話キャスト・登場人物
今回のキャストと登場人物たちについて、僕からもちょっと語らせてほしいな。
やっぱり、上川隆也さん演じる不破俊太郎は、このドラマの顔だよね。
今回のエピソードで彼の過去が明かされて、なぜ彼が感情を排した「能面検事」になったのかが分かった時、そのキャラクターにさらに深みが増した気がしたよ。
感情に流された結果、人が死んでしまったという過去があるからこそ、彼は徹底的に「情」を排除する道を選んだんだ。
でも、実花を不起訴にした彼の判断には、彼なりの「情」というか、「人を救う」という信念が込められているようにも見えて、本当に胸を打たれたよ。
竹財輝之助さん演じる高峰仁誠も、今回は衝撃的だったね。
最初はエリートで、人の良さそうな検事だと思っていたのに、まさか死体遺棄に関わっていたなんて。
そして、自分たちの秘密が暴かれた時、不破検事を殴りつけるあのシーン。
彼の人間らしさ、守ろうとしたものの大きさが伝わってきて、演技に引き込まれたよ。
少路勇介さん演じる安田啓輔も、高峰と同じく、震災を経験したことで繋がった絆のために、深い罪を背負い続けていたんだよね。
彼らの友情が、こんな悲しい結末に繋がっていたなんて、本当に考えさせられる話だった。
そして、今回のキーパーソンとも言える、祷キララさんが演じた金森小春さん。
短い登場だったけど、その存在感は抜群だったね。
妹のためにと懇願する最期の言葉が、その後の20年を決定づけるなんて。
祷キララさんの演技、本当に自然で、あの切なさがグッと来たよ。
彼女、本当に注目の逸材だね。
そして、谷村美月さんが演じた金森実花。
ずっと姉の行方を気にかけ、心に重い荷を背負っていた彼女が、最後に真実を語って泣き崩れる姿は、見ているこっちまで涙が止まらなかったよ。
これで彼女の肩の荷が少しでも下りてくれたらいいな、と思ったよ。
宮川一朗太さん演じる折伏検事は、相変わらず「嫌味なエリート」が最高にハマっていたね。
大阪の検事を下に見る視線とか、手柄を横取りしようとする感じとか、本当に憎たらしいんだけど、物語にいいスパイスになってるんだ。
ああいう役をやらせたら、本当にうまいんだよなぁ、宮川さん。
そして、大西流星くん演じる前田拓海。
今回も彼の「紙質の違い」という細かな気づきが、文書改ざんの真相に迫るきっかけを作ってくれたんだよね。
彼のまっすぐな正義感と、元検事だった父親の過去を背負っている背景も、このドラマの人間ドラマを深めていると感じたよ。
総務課長の観月ありささん演じる仁科睦美や、次席検事の宇梶剛士さん演じる岬恭平、寺脇康文さん演じる榊宗春も、それぞれの立場から不破検事をサポートしたり、彼の信念を理解したりと、いい味を出していたね。
特に寺脇さんの関西弁は、やっぱりネイティブだから自然で聞いてて安心感があるよ。
まとめ
今回の第5話は、それぞれの登場人物が抱える「正義」や「愛」、そして「秘密」の重さが、本当にずしんと心に響く回だった。
事件の真相が明らかになるだけでなく、登場人物たちの感情や葛藤が丁寧に描かれていて、ただのミステリードラマでは終わらない深みを感じたよ。
「情に流された結果がこれだ」という不破検事の言葉は、彼の過去と今回の事件の全てを物語っていて、本当に考えさせられたな。
人の心の複雑さ、そして正義とは何かという問いを、改めて突きつけられた気がしたよ。
来週からの展開も、さらに目が離せないね。
前田くんが爆破事件に巻き込まれるみたいだし、一体何が起こるんだろう。
このドラマ、本当に最後まで目が離せないよ。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました。