League of Legendsのランク戦、皆さん楽しんでいますか。
LoLの魅力といえば、やっぱり奥深い戦略性、そして世界中のプレイヤーと腕を競い合うランクシステムですよね。
今回は、そんなLoLのランクシステムについて、その仕組みから高ランクを目指すための具体的な方法、そして今のランク分布まで、僕の経験も踏まえながらじっくりと解説していきます。
Google検索でこの記事を見つけてくれたということは、きっとランクアップに情熱を燃やしている方だと思います。
一緒に、高みを目指すヒントを見つけていきましょう。
■目次
LoLランク戦 完全攻略ガイド
LoLランクシステムの心臓部
LoLのランクシステムって、目に見えるティアやディビジョンだけじゃないって知ってましたか。
その裏側には、MMR(マッチメイキングレーティング)という隠れた数値が存在しているんです。
このMMRが、あなたの実際のスキルレベルを表していて、同じくらいのMMRを持つプレイヤー同士をマッチングさせる役割を担っています。
もし、あなたのMMRが現在のランクの平均よりも高い場合、試合に勝つと通常よりも多くのLP(リーグポイント)を獲得できて、負けてもLPの減少は少なくて済むんですよ。
これは、システムが「君はもっと上のランクにいるべきだ!」と判断して、早く適正な場所へ押し上げてくれようとしている証拠なんです。
逆に、MMRがランクに追いついていない場合は、勝ってもLPの獲得が少なく、負けるとごっそりLPを失うことになります。
ちょっと悔しい気持ちになりますが、これもシステムがあなたの真のスキルレベルとランクを一致させようとしているからなんですね。
LPは、ランクシステム内でのあなたの進捗を示す明確な指標です。
ランク戦で勝利すればLPを獲得し、敗北すればLPを失います。
このLPの増減は、対戦相手やチームメイトのスキルレベル、そしてあなたの個人のパフォーマンスなど、様々な要素に左右されます。
例えば、自分よりも高いランクやMMRのプレイヤーに勝利すると、より多くのLPを獲得できることが多いです。
ランク戦を始める際には、まずプレースメントゲームと呼ばれる最初の5試合をプレイすることになります。
この初期の試合が、あなたがどのランク、どのディビジョンからランクアップを目指し始めるかを決定するんです。
勝敗率はもちろん重要ですが、個人のパフォーマンスも考慮されるので、たとえ全てのプレースメントゲームに勝利できなくても、良い成績を残せば、より上位にランクインできる可能性が高まります。
僕も初めてのプレースメントゲームはすごく緊張しましたね。
全勝とはいきませんでしたが、その後のランク戦への扉を開く大切な一歩でした。
LoLのランクは、アイアンからチャレンジャーまで10種類のティアに分かれています。
アイアンからダイヤモンドまでのティアは、それぞれ「IV」「III」「II」「I」の4つのディビジョンで構成されていて、「I」がそのティアの中で最も高いディビジョンになります。
例えば、あなたがシルバーIIIにいて、LPを100まで貯めると、次のディビジョンへの昇格シリーズに突入します。
このシリーズで3試合中2試合に勝利できれば、あなたはシルバーIIに昇格できるわけです。
そして、各ティアのディビジョンIでLPを100にすると、自動的に次のティアへ昇格できます。
これは本当にシンプルで分かりやすいシステムですよね。
LPがゼロになったり、さらに負けが続いてLPがマイナスになると、降格の危険があります。
同じティア内のディビジョン間での降格(例えばシルバーIIIからシルバーIV)は、持っているLPよりも多くLPを失うと発生します。
ティアそのものが降格(例えばゴールドIVからシルバーI)する場合には、少し猶予期間が設けられますが、最終的には一つ下のティアの最上位ディビジョンから再スタートとなります。
高ランク帯のプレイヤー、具体的にはDiamond IV以上では、「ランク低下(Decay)」というシステムが適用されます。
これは、高ランクのプレイヤーがランクを維持するために、定期的にランク戦をプレイし続けることを促すためのものなんです。
もしDiamond IV以上のプレイヤーが一定期間ランク戦をプレイしないと、LPが徐々に減少していき、最終的にはランクが降格してしまうこともあります。
このシステムがあるからこそ、常にトップレベルのプレイヤーが活動を続けていて、ランクの高い位置が本当に実力のあるプレイヤーで埋め尽くされるようになっているわけです。
厳しいシステムですが、これがLoLの競争力を高めている要因の一つだと僕は感じています。
試合中にチームメイトがAFK(Away From Keyboard)になったり、接続が切れてしまったりすると、勝率に大きく影響しますよね。
そんな理不尽な状況を少しでも緩和するために、Riot Gamesは様々な対策を講じています。
意図的なAFKや早期離脱に対しては厳しい罰則が設けられていますが、もしゲーム開始から3分以内に味方がAFKになった場合、チャットで「/Remake」と入力することで、LPやMMRのペナルティなしでゲームを抜けることができるシステムもあります。
これは本当にありがたい機能で、何度か救われたことがありますね。
ランク戦は「ソロ/デュオ」キューと「フレックス」キュー
LoLのランク戦には、主に二つの異なるキューが存在します。
一つは「ソロ/デュオ」キュー、もう一つは「フレックス」キューです。
ソロ/デュオキューは、個人のスキルやメカニクス、ゲームセンス、そしてコミュニケーション能力を試すのに最適な場所です。
一人でプレイすることもできますし、フレンドと二人で一緒にキューを入れることも可能です。
このキューでは、基本的に見知らぬプレイヤー同士でチームが組まれ、最大でも二人組のプリメイドグループしかマッチングしないため、毎試合、新しいプレイヤーと協力し、新しい相手に挑むことになります。
ランクの制限も比較的厳しく、特にグランドマスター以上のティアでは、一人でしかキューを入れられません。
文字通り、トップに立てるのは一人だけ、という厳しい世界がそこには広がっているわけです。
一方で、フレックスキューはチームワークを重視したプレイに特化しています。
仲間と一緒に変わったチーム構成を試したり、集団戦の練習をしたり、将来のClashイベントに向けて準備するのにうってつけの場所です。
フレックスキューでのランク制限はソロ/デュオよりもかなり緩やかで、ダイヤモンド以下のティアでは、ランク差に関係なくフレンドとグループを組むことができます。
ただし、マスター以上のプレイヤーとプレイする際には、あなたが少なくともエメラルド以上のティアにいる必要があります。
また、フレックスキューでは1人、2人、3人、または5人のグループのみが対戦待ち可能で、4人のグループではランク戦をプレイできないという独特の制限もあります。
それぞれのキューが独自のランクを持っていて、シーズン終了時にはそれぞれに応じた褒賞も獲得できます。
自分のプレイスタイルや、その時一緒にプレイしたい仲間によって、最適なキューを選んでくださいね。
LOLランク解説|シルバーからゴールドになるには?プラチナは何時間?何年?
高ランクへの道:上達のための実践ガイド
高ランクに到達するためには、ただ闇雲にプレイするだけでは難しい、というのが僕の正直な感想です。
まず、基本中の基本ですが、レーニングの技術を磨くこと。
CS(クリープスコア)の取り方、相手のチャンピオンのスキルやクールダウンを把握すること、効果的なワードの置き場所など、地道な努力が大きな差を生みます。
特にアイアンからシルバー帯では、使いやすいチャンピオンを選ぶことが本当に重要です。
ジャガーノートのようなシンプルで強力なチャンピオンを選び、彼らの動きを体に叩き込むことから始めましょう。
僕も最初は「かっこいいチャンピオンを使いたい!」って気持ちが先行してましたが、結局はシンプルなチャンピオンで基礎を固めるのが一番の近道でしたね。
そして、マップを見る癖をつけること。
これはもう、口を酸っぱくして言いたいことです。
ミニオン一体を倒す間に一度マップを見る、敵ジャングラーの位置を予測する、味方のピン(信号)をしっかり確認するなど、常に全体を把握する意識が、ゲームを優位に進める上で不可欠です。
僕は昔、敵ジャングラーがどこにいるかも考えずに突っ込んで、何度も倒されていました。
あの頃の自分に教えてあげたいですね。
次に、メンタルコントロールです。
LoLのランク戦は、正直言ってメンタルが本当に試されます。
シルバーやゴールド帯では特に、ちょっとしたきっかけでチームメイトがティルト(精神的に不安定になること)してしまい、勝てるはずの試合を投げ始める、なんて光景も珍しくありません。
僕も経験があります。
「なんでここでその行動を?」とイライラしてしまうことも正直ありました。
でも、そんな時こそ一歩引いて、自分のプレイに集中することが大事なんです。
「たとえ味方のせいだとしても、自分のミスを一つずつ見つけて改善する」。
これは本当に耳が痛い話かもしれませんが、プロプレイヤーだって味方を公に責めたりはしません。
自分の改善点を見つけて、次に活かす。
このストイックな姿勢が、どんな状況でもランクを上げ続けるための鍵になります。
もし、味方のチャットやピンが集中力を乱すようであれば、思い切って全ミュートしてしまうのも一つの手です。
自分以外は全員NPCだと思うくらいの気持ちで、自分のプレイに徹してみましょう。
また、試合が終わった後の反省も非常に重要です。
なぜ負けたのか、自分のどんなプレイが良くなかったのかを具体的に振り返ることで、次の試合に活かせる教訓が見つかります。
僕もリプレイを見返すのは正直しんどいこともありますが、「あの時、こう動けばよかったのか!」という発見があるたびに、少しずつ自分が成長しているのを感じます。
高ランク帯のプレイヤーは、メカニック(操作技術)がプロ選手と遜色ないほど洗練されていると言われます。
インベード(敵陣地侵入)、ダイブ(タワー下への強襲)、オブジェクトコントロールなど、チームメイトと連携した動きが非常に重要になります。
そこまでいくと、不屈の精神力も求められるんです。
どんなに不利な状況でも、試合を諦めずに最後までプレイし続けること。
これも、僕が常に意識していることです。
時間がかかっても、諦めずにプレイし続ければ、必ず上手くなります。
「何千時間もかけてようやくダイヤモンドやマスターに行っても、それは上手いプレイヤーと言えるのか?」
そんな風に悩んでいる人もいるかもしれませんが、僕は胸を張って言えます。
「はい、間違いなく上手いプレイヤーです。」
大切なのは、その過程でどれだけ多くのことを学び、どれだけ自分と向き合ったかです。
時間をかけた分だけ、あなたのLoLへの情熱と知識、そして経験が培われているはずです。
LOLランク解説|シルバーはどのくらい?ゴールド、プラチナはすごい?
LoLプレイヤーは今、どこにいる?ランク分布を徹底分析
LoLのランク分布は、多くの対戦ゲームで共通して見られる「ベルカーブ」のパターンに従っています。
これは、プレイヤーのほとんどが中間のランクに集中していて、一番低いランク(アイアン)や一番高いランク(チャレンジャー)にはごく少数のプレイヤーしかいない、ということを示しています。
まさに、僕たちの多くが「普通」のプレイヤーとしてシルバーやゴールドに位置しているわけですね。
最新のパッチ15.14のデータを見ると、Solo Queueのプレイヤー分布は以下のようになっています。
全プレイヤーのうち、最も多いのはシルバーの20%、次にゴールドの19%です。
ブロンズは18%、アイアンは15%と、下位ランクにも多くのプレイヤーがいます。
プラチナになると13%と少し割合が減り、エメラルドは9.6%とさらに少なくなります。
そして、ダイヤモンドはわずか2.5%しかいません。
さらに上のマスターは0.47%、グランドマスターは0.061%、そしてチャレンジャーはたったの0.023%です。
チャレンジャーに到達できるのは、全プレイヤーの中でもまさに選ばれし者、一握りのエリートだけ、ということがこの数字からもよく分かりますね。
このランクの「すごさ」を感覚的に掴むために、大学受験の偏差値に例えてみましょう。
だいたいシルバーIIIあたりが偏差値50、つまり平均的な位置だと考えてください。
プラチナに上がると、偏差値60に近づきます。
これはもう、しっかり勉強してきた人、つまり名門国立大学を目指すようなレベルだと言えるでしょう。
エメラルドまで上がると、上位8.5%に入るので、さらに一段上の「偏差値60越え」の領域です。
そして、ダイヤモンド帯ともなると、それはもう医学部に進学するような、極めて高い学力が求められるレベルに匹敵します。
LoLのランクを上げることは、それだけの努力と知識、そして才能が必要なことなんです。
僕がLoLを始めた頃は、ゴールドに到達すること自体がかなりのハードルでした。
ゴールド以上で特別なスキンがもらえる、というのがモチベーションの一つでもありましたし、ケインコスギさんがゴールドになって泣いて喜んでいたのを覚えています。
でも、最近のランクシステムでは、LPの増減に調整が入ったこともあり、昔に比べてゴールドに到達しやすくなった、という声も聞きます。
MMRと実際のランクの乖離が大きいと、勝った時にLPが35ももらえたり、負けても15しか減らなかったりして、比較的あっさりゴールドに行けることもあるようです。
これは、システムが「あなたの適正レートはここだよ!」と教えてくれている状態なんですね。
以前は「絶対に無理だ」と思っていたプラチナでさえ、今のシステムなら目指せるかもしれない、と僕も少しずつ感じています。
ランク戦は厳しい戦いの連続ですが、諦めずに努力し続ければ、きっと報われます。
このガイドが、皆さんのサモナーズリフトでの旅の一助となれば幸いです。
これからもLoLを一緒に楽しみましょう。
サモナーズリフトで、皆さんと会えるのを楽しみにしています!