こんにちは!
いつも英語学習に奮闘している皆さん、お疲れ様です!
大学受験の英語学習、その中でも文法対策で「英文法ポラリス」の名前を耳にすることも多いのではないでしょうか。
私も学生時代、本当にこのポラリスシリーズにはお世話になりました。
今日は、そんな『英文法ポラリス』について、皆さんの疑問を一つずつ解消していこうと思います。
ぜひ、最後まで読んで、効果的な学習のヒントを掴んでいってくださいね。
■目次
英文法ポラリスの1と2のレベルの違いは?
『英文法ポラリス』シリーズは、実はレベルが4段階に分かれているってご存知でしたか。
ポラリス1から順にステップアップしていくことで、着実に英語の基礎を固めていけるんです。
まず、ポラリス1は「標準レベル」とされています。
こちらは高校入門から共通テストレベルの文法を網羅していて、まさに英語学習の基礎を築くのにぴったりの一冊です。
具体的には、日東駒専志望の皆さんや、これらの大学を併願する方にも特におすすめの教材ですよ。
この1冊を完璧にすれば、英文法の基礎的な理解がしっかり完成するとされていますから、最初のステップとして安心して取り組んでくださいね。
では、ポラリス2はどうでしょうか。
こちらは『ポラリス1』を終えた後の、さらなるステップアップとして位置づけられます。
大学入試の合否を分ける分岐点となるほど、より難易度の高い文法問題に挑むための大切な一冊なんです。
スタディサプリのハイレベルコースに相当する内容とも言われていますから、かなり手応えがあるはずですよ。
基礎が固まったと感じたら、迷わずレベル2に進んで、さらに実力を磨いてほしいなと思います。
英文法ポラリス、一体何日で終わるの?
『英文法ポラリス1』の学習期間についてですが、公式には1周あたり15日が目安とされています。
これは、全30UNITを1日2UNITずつ進める計算ですね。
「え、そんなに早く!?」って驚く方もいるかもしれません。
でも、これはあくまで目安です。
英語が苦手な方は、もっとじっくり取り組んでも大丈夫ですよ。
私も最初は「早く終わらせなきゃ」って焦っていましたが、それよりも一つ一つの内容を丁寧に理解することが何より大切だと痛感しました。
実際には、1ヶ月あれば完璧に仕上げられる量だと言われていますから、焦らず自分のペースで進めてみてくださいね。
目安として、1日あたり45分から1時間を文法演習に充てるのが良いリズムかなと思います。
全学習期間の総目安は24.5時間とされていますから、ぜひ計画を立てる際の参考にしてみてください。
『英文法ポラリス2』については、具体的な期間の目安は示されていませんが、以前、ある方が1ヶ月で2回転されたという体験談が載っていました。
これは週に2日、1日2時間程度文法に時間を使い、6章を3週間で1周、残りの1週間で間違い問題を2周するという方法です。
あくまで一例ですが、これも参考にしつつ、ご自身の学習計画に組み込んでみてくださいね。
繰り返しの魔法:ポラリスは何周がベスト?
「何周すればいいですか?」これ、本当によく聞かれる質問ですよね。
私の経験からも、繰り返しこそが定着の鍵だと断言できます。
『英文法ポラリス1』に関しては、特に英語に苦手意識がある方は、最低でも2周はやり込むことが強く推奨されています。
1周目で全体像を掴み、2周目で理解を深め、定着させるイメージですね。
理想を言えば、1冊の問題集を「完璧」と言えるレベルまでやりこむことが、文法学習の正しい道筋なんです。
ただ問題を解くだけでなく、なぜその答えになるのか、根拠を明確に説明できるようになるまで、徹底的に向き合ってほしいなと思います。
具体的な周回方法としては、1周目を終えたら、またUNIT1から問題を解き直してみるのがおすすめです。
そして、正答率8割以上を目指しましょう。
もし間違えてしまった問題には、チェックボックスに印をつけて、3つ目の印がつく問題がなくなるまで、つまり完璧になるまで繰り返し解いてみてください。
問題の位置や番号で答えを覚えてしまうのではなく、必ず解答の根拠を言えるようにすることが、本当の理解につながりますよ。
効果爆上げ!英文法ポラリス活用術
さて、ここからが本番!
『英文法ポラリス』を最大限に活かすための勉強法を伝授しますね。
大切なのは、文法問題を解けるようになることだけが目的ではない、ということなんです。
最終的には、英文の意味を正確に読み取り、スラスラと読めるようになることを目指しましょう。
文法は、そのための「道具」に過ぎませんからね。
まず、「問題先取り法」をご紹介します。
これは、特に自分がどこが苦手なのか分からない、という方におすすめの方法です。
UNIT冒頭の文法解説をいきなり読むのではなく、まず練習問題を解いてみましょう。
そこで間違えた問題や、自信がなかった問題こそが、あなたが重点的に学ぶべきポイントなんです。
問題を解いてから解説を読み込めば、より効率的に、そして深く理解できるようになりますよ。
次に、復習の質を高める「単元即答復習法」です。
ただ問題を解き直すだけでは、答えを丸暗記してしまう危険がありますよね。
そうではなく、各単元の概要を、まるで目の前に生徒がいるかのように、自分の言葉でよどみなく説明できるかをチェックしてみてください。
例えば、「仮定法とは、現実ではない状況を表現する文法で、もし?だったら、という仮定を表すものです。
現在の仮定を示す仮定法過去と、過去の仮定を示す仮定法過去完了の2種類があります。」といった具合に、スラスラと言えるようになるまで練習するんです。
これができれば、その文法事項は間違いなくあなたのものになった、と言えますよ。
その他にも、いくつか大切なポイントがあります。
各UNITの解説は、ただ目を通すだけでなく、声に出して説明してみると効果的です。
解説ページの赤字でまとめられた重要語句は、必ず暗記してくださいね。
問題演習では、正解の根拠がわからない問題を放置しないことが肝心です。
丸付けの際には、〇(自信を持って正解)、△(たまたま正解)、×(不正解)の3つに分類して、自分の理解度を正確に把握しましょう。
特に△の問題は、勘で当たっただけでは意味がありませんから、要注意です。
解答はノートやルーズリーフに書き、参考書に直接書き込まないようにしましょう。
これなら何回でも繰り返し演習できますからね。
『英文法ポラリス1』を完璧に仕上げたら、すぐに英文解釈や長文の学習へと進むのがおすすめです。
文法はあくまで基礎。
実際に英文を読む中で、文法の知識をどう活かすか、その応用力を身につけていくことが、偏差値アップへの近道ですよ。
もし、『ポラリス』が少し難しいと感じたら、『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』のような、もう少し易しい参考書から始めても全く問題ありませんから、ご自身のレベルに合ったものを選んでくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
『英文法ポラリス』は、大学受験の英語学習において、本当に心強い味方になってくれるはずです。
文法は地味な作業に思えるかもしれませんが、ここをしっかり固めることで、長文読解や英作文など、他の分野の力がぐんと伸びるのを実感できるはずですよ。
今日ご紹介した活用法を参考に、ぜひ『英文法ポラリス』を自分のものにして、志望校合格への道を切り開いてくださいね。
応援しています!
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