アニメ「ジークアクス」11話「アルファ殺したち」について。
いやぁ、今回もとんでもない回でしたよ。毎週火曜日の深夜はもう寝不足確定なのに、こんなん見せられたら興奮して眠れるわけがないって!
ぜひ最後までお付き合いください!
※当記事はネタバレに配慮して作成しています。
■目次
ジークアクス(アニメ)|11話ストーリー
【公式サイトあらすじ などもとに解説】
まず、物語の展開から語っていきましょうか。
前回の激しい展開から、今回はいよいよマチュとニャアンがイオマグヌッソの中心部で激突するんですよ。ニャアンが地球に向けてイオマグヌッソを再起動させようとする中、マチュはシャリアブルとの修行の成果を見せつけるかのように、ジフレドのオールレンジ攻撃を華麗にかわしていくんです。これ、本当に「できたよ、ヒゲマン!」って言いたくなるくらい、驚異的な回避能力でしたね。
そして、マチュはシャリアブルから託された銃を使って、ジークアクスのオメガサイコミュのリミッターデバイスを破壊するんです。すると、ジークアクスが周囲にブラックホールのような球体を纏った新しい形態になって、「シャロンの薔薇」の時間凍結に干渉できるようになるんですよ。
一方、物語のもう一つの軸では、行方不明だったシロウズがついにキシリアと対峙し、その正体がシャア・アズナブルだったことが明かされるんです。オールバックのスーツ姿から、まさかの軍服姿に変身するんですが、これがまた「魔法少女かよ!」ってツッコミたくなるようなキラキラ演出で、深夜に思わず爆笑しちゃいましたよ。シャアは「シャロンの薔薇」が引き起こすゼクノヴァを止めようとしているんですが、これがまた一筋縄ではいかない。
さらに驚いたのが、ニャアンですよ。マチュに銃を向けたキシリアを、まさか自分が貰った銃で撃っちゃうんですからね。ニャアンもキシリアに利用されていることに気づいたんでしょうけど、親友を守るために咄嗟に体が動いたんでしょうね。
そして、ゼクノヴァと共に姿を消していたシュウジが再登場するんですが、彼が「向こう側からやってきた」存在で、ララァが作ったこの世界を終わらせるために来た、と衝撃の告白をするんですよ。
その直後、ララァが目覚めたことで「緑のゼクノヴァ」が発生し、その中から現れたのは……なんと、あのRX-78-2、まさしく「正史ガンダム」の姿だったんです! もう、この展開には鳥肌が止まりませんでしたね。
このシーンで流れるのが、TM NETWORKの「BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)」なんです。これがもう最高の演出で、歌詞がララァがシャアを救うために世界を何度もやり直している、という状況にシンクロして、グッとくるものがありました。いやぁ、誰がここまでやれって言った!?って感じです。
ジークアクス(アニメ)|11話の感想は面白い?つまらない?
今回の11話は、もうSNSがめちゃくちゃ盛り上がりましたね。
ラストシーンの衝撃は半端なかったですよ。多くの視聴者が「絶句」したり「衝撃すぎる」と叫んでいました。私もその一人です。
「正史ガンダム出てきたー!」とか「デウスエクスマキナすぎる!」とか、興奮のツイートが嵐のように飛び交っていましたね。まさかあの白い悪魔が、この作品の終盤で、しかもラスボス候補として出てくるなんて、誰が想像できたでしょうか。
そして、TM NETWORKの楽曲が流れた瞬間は、もうみんなが「神回だった」「寝る前にとんでもないもの見せやがって!」と歓喜していました。あの米津玄師さんも脚本読んで爆笑したって話は、このガンダム登場のシーンを指していたんだなって、今回でようやく理解できましたよ。本当に、最高のサプライズでした。
シャアの「魔法少女」変身も、予想外すぎて「深夜に大爆笑させようとするな」ってコメントが多かったですね。往年のガンダムファンも新規の視聴者も、この怒涛の展開には思考が追いつかないようでした。まさに「なんでもあり」な「伝説級」の回でしたね。
一方で、「結局何だったんだ?」とか「話が急ぎすぎ」という声もありましたが、それも含めて楽しんでいる人がほとんどだったように思います。これほど実況向けのアニメも珍しいですよ。
ジークアクス(アニメ)|最終回の考察・どうなる?
さあ、いよいよ次回が最終回「だから僕は???」ですよ。このタイトル、富野監督の自伝と同じなんですけど、もうこれだけで何かを覚悟しちゃいますよね。
緑のゼクノヴァの中から現れた正史ガンダムが、ラスボスになる可能性が高いと見ています。そうなると、シュウジがそのガンダムに乗るのか、それともアムロ本人が登場するのか、というのが最大の焦点ですね。シュウジは「ガンダムが言っている」と以前から話していましたが、それがまさかこの正史ガンダムのことだったとは! アムロが出てくるなら、声も「あの人」なのか、それとも違うのか、そこも気になるところです。
予想されるクライマックスは、シュウジの操る(と思われる)正史ガンダムと、マチュのジークアクス、そしてシャアの赤いガンダムが三つ巴で激突するんじゃないでしょうか。ララァを「傷つけたくない」シュウジと、「消滅させたい」シャア、そして「守りたい」マチュ。それぞれの思惑が複雑に絡み合って、とんでもないドンパチになりそうです。
個人的には、マチュとニャアンが仲直りして、力を合わせて戦ってほしいですね。ニャアンがキシリアを撃ったのも、マチュを守るためだったわけですし、友情パワーでガンダムに立ち向かってほしいものです。
ただ、正直なところ、あと1話で全ての謎が綺麗に回収されるのかは、全く読めませんね。これまでも怒涛の展開で伏線を置き去りにすることもあったので、「畳むわけがない」とか「劇場版があるんじゃないか」と期待する声も多いです。これまでの「ガンダム」シリーズへの愛と遊び心が詰まった作品なので、最後の最後まで我々の想像を遥かに超えてくる結末が待っているんじゃないかと、今からゾクゾクしています。
最後にまとめ
毎週の楽しみがこれで終わってしまうのは寂しいですが、間違いなく記憶に残る「伝説」のアニメになるでしょう。
最後までお付き合いいただいてありがとうございました。