ステップワゴンのパワースライドドアが途中で戻ったり、止まったりする原因は?
ステップワゴンのパワースライドドアが途中で戻る・止まる場合の修理費用はどのくらいになるんでしょうか?
ステップワゴンのパワースライドドアが途中で戻る止まる!原因は?
ステップワゴンのパワースライドドアが途中で戻ったり、止まったりする原因はいくつか考えられます。
1. レール部分の汚れや異物
2. グリス切れ
3. ローラーの摩耗や破損
4. ワイヤーの断線や絡まり
5. モーターの故障
6. センサーの故障
7. 車体フレームの歪み
これらの原因に加え、以下のような原因も考えられると指摘しています。
スライドドアのローラーの摩耗
レールにゴミなどが堆積
レールや車体のひずみ
ドアの作動部分に異物が干渉
これらの原因に対処するには、専門的な知識や技術が必要になる場合があります。そのため、ご自身で修理しようとせず、お近くの整備工場やディーラーに相談することをおすすめします。
レール部分の汚れや異物
スライドドアのレール部分にゴミや異物が溜まると、ドアがスムーズに動かなくなることがあります。特にステップ下側はゴミが溜まりやすく、注意が必要です。
スライドドアのレールに汚れやゴミが付着すると、動きを妨げてしまうと指摘しています。特に、スライドドア後部のレールは外気に触れやすく、ゴミや汚れが溜まりやすい箇所です。
グリス切れ
レール部分のグリスが切れてしまうと、摩擦抵抗が増加し、ドアが重くなって途中で戻ってしまうことがあります。
スライドドアのレールには、スムーズな開閉を助けるためのグリスが塗られています。しかし、時間の経過とともにこのグリスが劣化したり、減少したりすることがあります。グリスが不足すると、レールとドアの間の摩擦が大きくなり、開閉がスムーズに行えなくなる可能性があります。
ローラーの摩耗や破損
スライドドアの開閉をスムーズに行うためのローラーが摩耗したり、破損したりすると、ドアが途中で止まってしまうことがあります。
スライドドアのローラーを「スライド」させる部分の滑りが悪くなると、ドアが閉まる際に負担がかかり、挟み込み防止センサーが誤作動を起こすことがあります。
ワイヤーの断線や絡まり
パワースライドドアを動かすためのワイヤーが断線したり絡まったりすると、ドアが途中で戻ったり、全く動かなくなったりします。
パワースライドドアの動作不良の原因として、ワイヤーの錆や経年劣化による断線、絡まりがあります。
モーターの故障
パワースライドドアを動かすためのモーターが故障すると、ドアは動作しなくなります。
パワースライドドアのモーターには、「リリースモーター」と「メインモーター」の2種類があります。
リリースモーターはドアを開け始める際に使用され、メインモーターはドア全体を開閉するために使用されます。リリースモーターが故障すると、ドアノブを引いても自動で開かなくなり、メインモーターが故障すると、ドアが途中で止まってしまうなどの症状が現れます。
センサーの故障
スライドドアの開閉を制御するセンサーが故障すると、ドアが途中で戻ったり、開かなくなったりします。
挟み込み防止センサーの誤作動により、スライドドアが途中で戻ってしまうことがあります。
車体フレームの歪み
事故などで車体フレームが歪むと、スライドドアが正常に開閉できなくなることがあります。
車体フレームの歪みは、スライドドアの開閉を妨げるだけでなく、走行安定性にも悪影響を及ぼす可能性があります。
ステップワゴンのパワースライドドアが途中で戻る止まる!対処法は?
レール周りの点検と清掃・注油
スライドドアのレールにゴミや汚れが溜まると、ドアの動きを妨げてしまうことがあります。 特に、スライドドア後部のレールは外気に触れやすく、ゴミや汚れが溜まりやすい箇所です。 レール部分の清掃と注油が必要です。
まず、スライドドアを開け、目に見えるゴミや異物を取り除きます。
パーツクリーナーを使用する場合は、ゴムやプラスチック部分への影響に注意し、使用できるタイプを選びましょう。 パーツクリーナーは、ゴムやプラスチックを劣化させる可能性があります。心配な場合は、使用を控えましょう。
清掃後、KURE グリースメイトのようなグリスを、スライドドアのレール上部、下部、後部の3箇所に塗布します。
グリスアップ後、手動で何度かスライドドアを開閉し、グリスを馴染ませます。
挟み込み防止センサーの誤作動
スライドドアには、指や物を挟まないように「挟み込み防止センサー」が搭載されています。 しかし、センサーが汚れやグリス切れ、ローラーの摩耗などによって誤作動を起こすと、何も挟んでいないにも関わらず、ドアが途中で戻ったり、止まったりすることがあります。●
まず、ドアがロックされていないか、シートベルトなどがドアに挟まっていないかを確認します。
問題がない場合は、前述のレール部分の清掃とグリスアップを行い、センサーの誤作動を防止します。
それでも症状が改善しない場合は、センサー自体の故障も考えられます。 お近くの整備工場やディーラーに相談することをおすすめします。
モーターやワイヤー関連の故障
パワースライドドアは、モーターとワイヤーの力で動いています。 モーターが故障したり、ワイヤーが断線、絡まったりすると、ドアが正常に動作しなくなります。
モーターやワイヤーの故障は、複雑で危険な作業になるため、ご自身での修理は避けましょう。
お近くの整備工場やディーラーに相談し、点検・修理を依頼してください。
その他
上記以外にも、以下のような原因が考えられると述べています。
チャイルドロック:車内からドアが開かないようにする機能です。チャイルドロックが掛かっていると、外側からは開きますが、内側からは開きません。
給油口のフタが開いている:給油口が開いていると、スライドドアが完全に開かないように設計されていることが多いです。
車体フレームの歪み:事故などで車体フレームが歪むと、ドアが正常に開閉しなくなることがあります。
ゴムパッキンの劣化・外れ:ドアの気密性を保つゴムパッキンが劣化したり外れたりすると、挟み込み防止センサーが誤作動を起こし、ドアが閉まらなくなることがあります。
スイッチの故障:パワースライドドアスイッチが故障している場合は、スイッチを交換する必要があります。
これらの問題も、ご自身で解決しようとせず、お近くの整備工場やディーラーに相談することをおすすめします。
ステップワゴンのパワースライドドアが途中で戻る止まる!修理費用は?
ステップワゴンのパワースライドドアが途中で戻ったり止まったりする場合の修理費用は、原因によって大きく異なります。
■レール周りの汚れやグリス切れ
スライドドアのレールにゴミや汚れが溜まったり、グリス切れを起こすと、ドアがスムーズに動かず、途中で戻ったり、止まったりすることがあります。 この場合、修理費用は比較的安く、レール部分の清掃とグリスアップで済む場合は、2,000円?3,000円程度が相場です。
■ローラーの摩耗・破損
レールの上をスライドするローラーが摩耗したり破損すると、ドアの開閉がスムーズにいかなくなり、途中で戻ったり、止まったりすることがあります。 ローラーを交換する場合、部品代は1万円前後が相場です。 ただし、ローラー交換は部品代だけでなく工賃もかかるため、修理費用はもう少し高額になる可能性があります。
■挟み込み防止センサーの故障
スライドドアには、指や物を挟まないように「挟み込み防止センサー」が搭載されています。 このセンサーが故障すると、何も挟んでいないにも関わらず、ドアが途中で戻ったり、止まったりすることがあります。 センサー交換は、部品代と工賃を合わせて数万円以上の費用がかかる可能性があります。
■モーターの故障
パワースライドドアの開閉はモーターの力で動いています。 モーターが故障すると、ドアが全く動かなくなったり、途中で止まったりします。 モーター交換は高額になることが多く、部品代だけで4万円?10万円、工賃を含めるとさらに高額になる可能性があります。
5. ワイヤーの断線・絡み
パワースライドドアは、モーターの力をワイヤーに伝えて動かしています。 ワイヤーが断線したり絡まったりすると、ドアが正常に動作しなくなります。 ワイヤー交換の費用は、部品代が2万円?、工賃を含めると数万円から10万円程度かかる場合があります。
■その他
上記以外にも、車体フレームの歪みや、スイッチ、センサー類の故障など、様々な原因が考えられます。 車体フレームの歪みを修理する場合、最悪の場合100万円近くかかることもあります。 また、電子部品やセンサー類は、部品代だけでなく工賃も高額になる傾向があります。
■修理しない選択肢
パワースライドドアの修理費用が高額になる場合は、修理せずにそのまま乗り続ける、または乗り換えるという選択肢もあります。 特に、電動機能が故障しても手動で開閉できる場合は、そのまま使い続けるという方法も考えられます。 しかし、パワースライドドアは手動で開閉すると重いため、注意が必要です。
パワースライドドアが途中で戻る止まるステップワゴン|修理する?売却する?
家族とのドライブに欠かせないステップワゴン、でもパワースライドドアの不調は気になりますよね。
ただ、パワースライドドアの不調、そのまま修理に出す前に、一度車の売却と一括見積もりを検討してみることをおすすめします。
■修理費用、本当に車より安い?
パワースライドドアの修理は高額になるケースも少なくありません。 下手をすると、修理費用が車の価値を上回る可能性も…せっかく直しても、結果的に損をしてしまうかもしれません。
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